内容説明
運は偶然じゃない。20年間無敗の雀鬼が明かす運とツキの核心。運とツキをとらえるための究極の答。
目次
第1章 運をとらえる(「運」にも個性がある。その違いを感じると「運」は変わる;「運命」は変えられるのか?;「天の運」、「地の運」、「人の運」、「時の運」とは何か ほか)
第2章 運の流れにのる(すべてを「始まり」にすると、「運」が始まる;あげまんには、目に見えないパワーがある;楽しければ、「運」が来る ほか)
第3章 運に選ばれる(大ばかりでなく、小を大事にすることで「運」がくる;集中力は、無限の円である;考えを固定するとモロい ほか)
著者等紹介
桜井章一[サクライショウイチ]
東京・下北沢生まれ。大学時代に麻雀に触れ、のめり込む。昭和30年代後半、裏プロの世界で勝負師としてまたたく間に頭角を現す。以来、20年間「代打ち」として超絶的な強さを誇り、「雀鬼」の異名をとる。その間、一度も負けなしという無敗伝説を築いた。現役引退後、著者をモデルにした小説、劇画、映画などで、その名を広く知られるようになる。現在、麻雀を通じて人間力を鍛えることを目的とした「雀鬼会」を主宰、全国から集まった若者を指導している。その傍ら、企業の講演会などで雀鬼流実践哲学を語る機会も増えている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおにし
9
タイトルといい、本の構成といいよくあるビジネス自己啓発本としてスルーしてしまいそうですが、読んでみると類書にはない雀鬼の気迫のようなものを感じました。運ということについてあまり真剣に考えてこなかったので、この本を熟読して運に選ばれるとはどんなことかを考えてみたいと思います。「正しい判断というものは、結局その人にとって気分のいい、違和感がないということ」という言葉に目がとまりましたが、これは斎藤一人さんの「何が正しいのではなく、何が楽しいかで選択する」という話と相通じるものがありなかなか興味深いです。2012/11/04
T坊主
4
感じた事 1.違和感があれば、それを感じない道を選べばよい 2.自分が進んでいく道なのに、他人を基準にしない 3.現実は過去でも未来でもなく現在にしかない 4.自分が正しいと思う事をするのが真っ直ぐではない 5.違和感や不愉快な気持ちにさせる人にあったら、”かわいそうだな”と思え 6.弱い人は修正ができない、強い人は最後の最後まで諦めず、開き直る事をしない。開き直りは弱い人が最後に取る選択。7.自分で限界をつくる事は、可能性を捨てる事 8.大きな事は小さな事の延長 9.他人に勝つな自分に勝て。2012/03/02
あぃ
2
いろいろ考え煮詰まってしまっていたので、助けられる部分がたくさんあり、気になる箇所をメモしました。2013/11/13
烏
1
読んだ。でも実行しなかった。もう一度読む羽目になった。有難いといえば有難いことではある。
ハルバルミチル
1
大学時代に初めてこの人の本を読んだときに「なんで麻雀の本なのに、生き方とか、そういうことを書いてるんだろう」と思ったものだが、歳を重ねた今ではよく分かる。この本の冒頭にあるように「やるべきことを日々ちゃんとやっていれば、その結果として運に恵まれる」からなのである。無論、科学的な裏付けなんて何もないし聞く人が聞いたら馬鹿にしそうなんだけど、優秀な経営者なども自分ではなんともならない超越的なものの存在を意識するなんていうし、ま、多少はね?2015/06/27
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