出版社内容情報
「なぜこの人に、人はついていくのか」――60の行動原則から人が人に帰依するカリスマ資質の秘密について解説。部下指導に頭を痛める管理職の必読書。
内容説明
カリスマにしかない特有の「感情」とは何か。その「感情」を知り、それを表現できるようになれば、普通の人でもカリスマになれる。カリスマ研究の第一人者が説く「自己変容」の技術。
目次
第1部 人は誰でもカリスマになれる(今、なぜカリスマか;有効な処世術;DNA論の嘘;普通の人がカリスマになった例;変身を阻むもの ほか)
第2部 カリスマになる10の行動法則(努力してカリスマになる;生気;オーラ;運;博打 ほか)
著者等紹介
清水佑三[シミズユウゾウ]
昭和19年生まれ。慶応義塾大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。現在、日本エス・エイチ・エル株式会社社長。ビヘイビア・サイエンティスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
ミステリアスな存在というのは、魅力的な存在でもある。喜怒哀楽の表現が激しく、怒っていたと思って次にあった時には笑っている。そのような変化があると、一体どのような人なのかと興味を持ち、知りたいという気持ちになる。裏も表もわかっている人というのは付き合いやすい反面、カリスマ的な魅力は感じられない。2013/08/23
KAKAPO
0
人は誰でも努力すれば何にでもなれる。ただその努力をするのが億劫だから、DNAのせいしているのである。自己概念は行動を規定する。つまらないと思いこんでいる限り、トライしないし、できるようにならない。不安な人は不安を持たない人(カリスマ)の側にいたがる。カリスマに共通するのは「確信」である。普通の人からみて、確信する材料が皆無のような場面で、強い確信を持つことができる人をカリスマと呼ぶ。確信が合理的な計算によって生まれるものではないことに注意して欲しい。カリスマとは、自信と希望を持ち自分の将来に賭けられる人。2010/10/31
遡河魚
0
カリスマになるためではなく、人間のスキルだ。その1、成功者の型を学ぶ。多ければ多いほど人間の成熟が高まる。しかし、前提は、その型に対する正しい理解と諸型の統合性である。 その2 余裕を見せる。たとえなくても。 その3 いちいち説明しない。成果を見せればいい。 その4 人好しにならない。 その5 100回のうち、99回のはずれを人に見せない技術を獲得すれば、運のいい人だといわれる。 しかし、問題はカリスマにはなりたくないことだ。2012/06/02
serial0708
0
作者に会ってみたい。叶わぬ願いだが。2011/04/23