出版社内容情報
財政解説の定番。社会保障費、国債の発行と償還、税収などが主要テーマ。歴史、理論、先進国財政との比較も。
安倍政権は財政においては?@社会保障費の抑制、?A国債の発行と償還・利払い費にどう歯止めをかけるか、?B税収確保、という課題を抱えています。本書は財政の現状と課題、政策目標をていねいに解説します。
第?T部 財政についての基本問題
第?U部 予算制度と関連する施策
第?V部 我が国財政のあゆみ
第?W部 諸外国の財政
内容説明
消費税率引上げと社会保障の充実を織り込んだ平成26年度予算を図解!財政健全化と経済成長の両立に向けた新予算の姿がわかる。資格・試験対策にも!
目次
第1部 財政についての基本問題(日本の財政の現状;財政の役割と機能 ほか)
第2部 予算制度と関連する施策(総説;平成26年度予算編成の背景と概要 ほか)
第3部 我が国財政のあゆみ
第4部 諸外国の財政(主要国の予算制度の国際比較;アメリカ ほか)
著者等紹介
可部哲生[カベテツオ]
昭和60年大蔵省(現・財務省)入省。現在、財務省大臣官房総合政策課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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駒場
2
日本財政について論文でも書こうかなという学生や、財務省ウォッチしたい社会人向けの一覧性のあるデータ集。近年の日本財政で論点となっている点もコンパクトにまとまっている。あれどうなってたかな、という時にパラっと捲れる本。財政については適当こいてるコメンテーターが多いけど、とりあえず「ほんとかよ」と思ったらこれ捲っとけばまあ大体大丈夫か2015/09/05
ぽん教授(非実在系)
1
財務官僚が編著者やってるだけあって(?)、プライマリーバランスをかなり気にしており財政健全化をいたるところで主張しているのは仕方がないが、それでも今年度の予算・財政のデータが見やすい図表と共に載っててわかりやすい上に、いくらかの章では簡単な財政学や経済学のエッセンスも書かれてて至れり尽くせりである。2014/11/12