授業の見方 国語

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授業の見方 国語

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  • サイズ A5判/ページ数 130p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491063829
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3337

出版社内容情報

本書の概要
「よい授業」とは何か。その問いに対して、本書は「国語科という教科の特質に即した〈授業の見方〉」を提示します。授業中の子どもの姿、教師の働きかけ、教材・教科内容の扱い方──それらをどう見取り、どう意味付けるのか。
 国語科教育の実践と研究を積み重ねてきた著者が、授業を成り立たせる「普遍的な核」に光を当て、授業の本質を読み取るための視点と具体的なポイントを46項目で丁寧に解説します。授業改善や授業研究の確かな拠り所となる一冊です。

本書からわかること

<国語授業を成り立たせる「普遍的な核」>
 本書は、教材や単元、指導法が変わっても揺らがない、国語授業を成り立たせる「普遍的な核」を明らかにします。言葉を通して意味を捉え、他者と共有し、思考を深めていくという国語科固有の学びの構造に着目し、学習活動の表面ではなく、その背後で何が起きているのかを丁寧に読み解きます。授業の成否を雰囲気や結果だけで判断するのではなく、「教科としての国語科の学びが成立しているか」という視点をもつことで、授業を見る目そのものが鍛えられます。

<参観者としての心構えと、授業を見る視点の広げ方>
 授業参観で見るべきものは、授業中の45分間だけではありません。本書は、授業前後の子どもの姿や学習指導案、教室掲示や教室環境といった周辺情報にも、授業づくりに生かせる重要な手がかりがあることを示します。また、自由進度学習的な学習や全体での話合いを基盤とした授業など、授業形態の違いによって、何に着目し、どう記録を取るのかも変わってきます。
参観者としての立場から授業を見る際の視点と姿勢が整理され、より実りある授業参観・研究につながります。

<授業中の「子ども・教師・教材」の見取り方>
 国語の授業では、子どもの発言だけでなく、沈黙や言葉を探す時間、教師とのやり取りの過程そのものに学びがあります。本書では、子どもがどのように教材と向き合い、教師の発問や板書がどのように思考を支えているのかを具体的に示します。
 子ども・教師・教材(教科内容)を切り離して見るのではなく、それぞれの関係性の中で授業を捉えることで、表面的な評価にとどまらない、国語授業の本質的な理解が可能になります。

<日々の授業・授業研究への生かし方>
 本書で示される「授業の見方」は、研究授業や参観時だけの特別なものではありません。日々の授業を振り返り、次の実践につなげるための実践的な視点として位置づけられています。活動の成否や時間配分といった表層的な反省に終わらせず、教科の特質に照らして授業を捉え直すことで、改善の方向性が明確になります。授業研究や協議の場でも、共通の言葉で授業を語るための確かな軸を提供します。
 第5章では、著者陣が実際に授業を参観し、子どもの学び、教師の手立てをどのように見取ったのか、また授業を見取る際に大切にしていることなどを語り合いました。


【目次】

はじめに 1

第1章 授業を見る目をもつ

 1 授業を見る目的と意義 6
  2 使用する教材を見る 8
  3 過去と未来の学びに目を向ける 10
  4 学習指導案を読む インプット編 12
  5 学習指導案を読む アウトプット編 14
  6 授業を見る観点をもつ 16
 7 教室環境/学習環境を見る 18
  8 授業記録を取る 20
  9 校内研究として見る 22
 10 経験年数が離れた先生の授業を見る 24
 11 自由進度学習や個別最適な学びの見方 26
 ◆ COLUMN 協議会で何を話しますか? 28

第 2 章 教師を見る

  1 めあて・学習課題を見る 30
  2 導入を見る 32
  3 説明・指示を見る 34
 4 子どもの発言の受け止め方を見る 36
5 板書を見る 38
 6 目線や動作、立ち位置を見る 40
 7 机間指導を見る 42
  8 子どもとの関わりを見る 44
  9 学習展開を見る 46
  10 器具や機器の使い方を見る 48
  11 学習の終末を見る 50
 12 教師の評価意識を見る 52
 ◆ COLUMN 恩師の授業の見方から 54

第 3 章 子どもを見る

  1 授業前と後を見る 56
  2 子どもの音読を見る 58
  3 話し手の姿や発言の内容を見る 60
  4 考えのずれ/違いを見る 62
  5 聞き手の姿を見る 64
  6 子どものつながりを見る 66
  7 過去の学びとのつながりを見る 68
  8 少人数での話し合いを見る 70
  9 子どものノートを見る 72
  10 子どもの学びの状況を見る 74
  11 子どもと教材との距離を見る 76
  12 振り返りを見る 78
 ◆ COLUMN どこで授業を見ていますか 80

第4章 教材・教科内容を見る

 1 話すこと・聞くことの授業を見る 82
  2 話し合うことの授業を見る 84
  3 書くこと(実用系)の授業を見る 86
  4 書くこと(創作系)の授業を見る 88
  5 書くこと(説明系)の授業を見る 90
  6 物語文の特性を見る 92
  7 物語文(イ・エ)の授業を見る 94
  8 物語文(オ・カ)の授業を見る 96
  9 説明文の特性を見る 98
  10 説明文(ア・ウ)の授業を見る 100
  11 説明文(オ・カ)の授業を見る 102
 ◆ COLUMN 授業を見にいこう! 104

第5章 授業を見る目を磨く
 「海の命」の授業を見る
  1 本時の概要 10

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