探究は設計で決まる―学びにストーリーをつくる国語授業10の技術

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探究は設計で決まる―学びにストーリーをつくる国語授業10の技術

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  • サイズ 46判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491059914
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3037

出版社内容情報

本書の概要
子どもたちを主体的にする「探究型国語授業」。学びの問い、流れ、土台を設計する10の技術を大公開。深い学びを実現するための、新たな国語授業の設計図がついに誕生!

本書からわかること
主体的な子ども育てるために
「先生、今日の国語何やるの?」
本書の冒頭に出てくる子どもの言葉。この問いは一見楽しそうですが、その裏には「学びは先生から教えてもらうもの」という意識が隠れているかもしれません 。
子どもは本来、自分で面白いことを見つけ、広げていく天才です 。しかし、学校現場の「子ども主体」が、いつの間にかただの「子ども任せ」や「丸投げ」になっている可能性があります 。主体的な学び手を育てるために本当に必要なのは、教師が教え込むことではなく、子どもの学びの背後に立ち、問いが生まれ、考えが深まるように仕掛ける「さりげない指導性」なのです 。

探究は設計できる!
子ども自身の中から立ち上がる探究の問いは、何もないところから自然に生まれるわけではありません 。だからこそ、学びの道筋を意図的に組み立てる授業の「設計」が必要です 。本書では、日々の授業の要素を組み替える「10の技術」を体系化しました 。

BASE(学びたくなる環境をつくる)
CHOICE(学びを自分ごとにする)
STORY(活動ではなく意味をつなぐ)
PLUS/MINUS(感情で思考を動かす)
AUTHENTIC(学びを社会につなげる)
COLLABORATION(思考を往還させる)
VISUAL(思考を見える形にする)
THINKING TOOL(思考の型で支える)
TALK TRAINING(言葉で学びを動かす)
REFLECTION(学びを自分のものにする)

さらに「花」「銭湯」「俳句」等をテーマに、具体的な実践エピソードも豊富に収録しています 。
文部科学省初等中等教育局 主任視学官の田村学先生も本書を次のように推薦してくれています。

「知識が駆動し「深い学び」を実現する鍵は、授業とその計画における教師の指導性にある。本書は、そのプロセスをストーリーとして具体的に示している」

理論と実践を行き来しながら、偶然ではなく「設計された探究」をあなたの教室にも実装してみませんか 。


こんな先生におすすめ
国語授業を研究している先生
「探究」や「深い学び」に関心のある先生


【目次】

はじめに
第1章 探究型国語授業とは
探究する学びはなぜ動き出さないのか
現場にあふれる「わからなさ」/任せればうまくいく、とい  う思い込み/学びが動かない授業で起きていること/学び
が動き出す教室は、何が違うのか/教育は「間接指導」である/なぜ学びは動き出さないのか/探究は、設計できる/「探
究型国語授業」とは/学びにストーリーを、授業にはドラマを/虹色の道が意味するもの/授業は「ゴール」ではなく
「きっかけ」/国語は「使う」学びへ/「授業の裏側」という視点/本書で扱うこと

第2章 探究を設計する10の技術
学びにストーリーをつくる──設計という視点
1.BASE(0時間目)──学びたくなる環境をつくる
2.CHOICE(選択)──学びを自分ごとにする
3.STORY(文脈)──活動ではなく意味をつなぐ
4.PLUS/MINUS(わくわく・もやもや)──感情で思考を動かす
5.AUTHENTIC(本物)──学びを社会につなげる
6.COLLABORATION(協働)──思考を往還させる
7.VISUAL(可視化)──思考を見える形にする
8.THINKING TOOL(思考ツール)──思考の型で支える
9.TALK TRAINING(話す・聞く)──言葉で学びを動かす
10.REFLECTION(振り返り)──学びを自分のものにする

第3章 実践で見る 探究型国語授業
学びはこうして動き出す
実践① フラワーハッピープロジェクト(一年生)
──花を通して、言葉が人とつながる瞬間をつくる
花との出会いが学びをひらく/わくわくが学びを動かす/もやもやが学びを生み出す/選ぶことで学びが自分のもの
になる/教科が意味をもつ瞬間/関わりの中で思考が深まる/見えることで学びは自覚される/学びが社会に出たと
き/振り返りが学びを自分のものにする/この実践で見えてくること

実践② 湯ったりあったか銭湯プロジェクト(三年生)
──まちとつながることで、言葉が本気になる
銭湯に入ることで学びが始まる/本物との出会いが視点を変える/社会の現実が問いを生み出す/行動することで学
びが深まる/見えることで学びは自覚される/学びが社会に出たとき/振り返りが学びを自分のものにする/この実
践で見えてくること

実践③ にこにこ俳句プロジェクト(六年生)
──言葉を磨くことで、伝わる力が立ち上がる
五音と出会うことで学びがひらく/表現の違和感が学びを生み出す/関わりの中で言葉が磨かれる/表現するときに
本気で思考する/社会とのズレが問いを生む/言葉を磨くことで伝わるようになる/学びが社会に出たとき/振り返
りが学びを自分のものにする/この実践で見えてくること/学びは動き出すもの

第4章 探究を設計するための実践ガイド

内容説明

言葉を通して人とつながり、「深い学び」を実装する「探究型国語授業」の実現!

目次

第1章 探究型国語授業とは(探究する学びはなぜ動き出さないのか)
第2章 探究を設計する10の技術(学びにストーリーをつくる―設計という視点;BASE(0時間目)―学びたくなる環境をつくる ほか)
第3章 実践で見る 探究型国語授業(学びはこうして動き出す;フラワーハッピープロジェクト(一年生)―花を通して、言葉が人とつながる瞬間をつくる ほか)
第4章 探究を設計するための実践ガイド(いい授業は「裏側」で決まる;探究するテーマ(題材)の条件―学びが動き出す題材とは何か ほか)
第5章 小さく始める探究(一時間で動き出す授業;モチモチの木 見方が変わる授業―問いが揺れ、読みが深まる ほか)

著者等紹介

溝越勇太[ミゾゴシユウタ]
筑波大学附属小学校教諭。1983年、長崎県生まれ。東京学芸大学卒業。東京都小平市立小平第二小学校、立川市立第六小学校、日野市立日野第七小学校を経て現職。国語科を中心に、子どもの問いや対話から学びが動き出す授業づくりを実践し、探究を設計する国語授業の実践と理論化に取り組んでいる。日本授業UD学会常任理事、全国国語授業研究会理事、日本国語教育学会会員、日本生活科・総合的学習教育学会会員。アウトプット勉強会代表。日本授業UD学会メールマガジン『Happy Friday News』編集委員長。全国各地で教員研修・校内研修の講師として招かれ、国語科をはじめ、生活科・総合的な学習の時間、探究、学級経営、授業のユニバーサルデザインなどをテーマに、実践的な研修を行っている。また、各地で国語の飛び込み授業も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かるろ

1
探究×国語。文章の読みを探究的に深めることの難しさをこの数年嫌というほど感じていたからこそのジャケ買い。国語の学習を開く。教科書の中、教材の中で留めないというのが本書のポイントだと思う。国語と総合的な学習のカリマネ的な要素が強いなと感じた。序盤の理論よりも実践についての記述が個人的には魅力的だった。2026/06/14

にくきゅー

0
学びの文脈を現実とつなげ、実の場での言葉の学びを経験させることが本書のいう探究の核心だと思う。教師が演出した大きな文脈のなかで、個々の課題意識や興味のもと学習が行われていく。一つ一つが大がかりな単元である。実践者の準備に頭が下がる。後半でカリキュラムマネジメントのことが触れられていたが、中学でしようとすれば、おそらく一年で一単元できるかどうかだと思う。3月くらいに「このあたりで」と決めておいて、そのほかの授業に使える時間、テスト範囲、同じ学年を組む人のことを考える必要がある。そういう裏側のことも考えた。2026/07/11

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