出版社内容情報
明るく、楽しく、みんな嬉しい。2年生の学級づくりの秘訣がギッシリ!
〈本書の概要〉
子どもも教師も笑顔になる、具体的なエピソードが満載! 本シリーズは学年別の学級経営本です。日々の実践に役立つヒントだったり、悩みや不安が少しでも軽くなるような内容が詰まっています。ぜひ、一年間のクラスづくりのお供に。
〈本書からわかること〉
・心がスッと軽くなるような、手元に置いておきたくなる本
本書は、「これをすればうまくいく!」という強いメッセージを持った本ではなく、心がスッと楽になるような、手元に置いておきたくなるような本を目指しました。
もちろん、本書でも「これをすればうまくいく!」といったことは書いています。でも、本通りにしたけれど、うまくいかなかったということはありませんか。それは目の前にいる子どもの実態や、先生自身のステータスが異なっているといった様々な理由があるからです。
そこで本シリーズでは、実際に執筆した先生たちのエピソードを入れました。それらのエピソードは、先生たちが実際に感じた失敗や困難、時には迷いや葛藤といった感情をリアルに伝えています。そして、そこから学んだことや次に向けた前向きな姿勢も含まれており、読む方に「私も大丈夫」と思っていただける内容になっています。
本書を通じて、教師という仕事における不安や悩みが少しでも軽くなり、子どもたちと向き合う毎日が充実したものになれば、こんなに嬉しいことはありません。
・2年生は集団生活の経験を生かしてクラスをつくる
本書は、2年生のクラスづくりをまとめています。2年生は、1年生と違って既に学校生活を一年間経験してきています。それを踏まえた上で、どうやってクラスをつくっていくかがカギになります。
本書では、クラスをまとめるためのコツを次の三つに分類しています。
①教師が子どもに関わるコツ
②子ども同士がつながるコツ
③保護者を巻き込むコツ
①は、教師の言葉がけや指導、考え方などについてまとめています。これは、子どもたちと共通認識をもったり、それを実現するために必要な行動を教えたりするときに欠かせない教師のスキルです。
②は、子ども同士の関わりを生み出す活動や仕組みなどについてまとめています。まとまりを生み出すのは、子どもたちです。そのために、子どもたちが関われる機会をつくっていくことも、教師の大切な役割です。
③は、教室で大切にしていることや取り組みなど、保護者に伝えるための方法をまとめています。子どもの力を育てているのは、教師だけではありません。保護者は担任の方針や学校での様子にも気を配りながら、家庭で子どもたちに言葉をかけています。子どもたちの情報を保護者と共有し、一緒に子どもの成長を見守ることも、クラスのまとまりを生み出すために欠かせないコツです。
〈こんな先生におすすめ〉
・2年生の学級づくりに関心のある先生
・学級経営にお悩みの先生
内容説明
心がスッと楽になる!ポジティブ学級経営!明るく、楽しく、みんな嬉しい。学級づくりの秘訣がギッシリ!
目次
第1章 2年生の指導のポイント(まとまりのあるクラスとは?;そもそも2年生はまとまれるのか;どのようにまとめていくのか)
第2章 2年生のクラスをまとめるコツ(焦らない、比べない、でも諦めない;共通認識づくりからスタートする;共通認識を染み込ませよう;指導する前に実態把握から;適切なアセスメントを;頑張っている子どもの心を離さない;余白を残して、子どもたちの手柄に ほか)
著者等紹介
竹澤健人[タケザワケント]
大阪府生まれ。奈良教育大学教育学部を卒業後、アサンプション国際小学校に勤務。関西国語授業研究会、授業力&学級づくり研究会に所属。教職6年目
竹澤萌[タケザワメグミ]
栃木県生まれ。白鴎大学教育学部を卒業後、栃木県の小学校勤務を経て、結婚を機に大阪へ。現在は池田市立小学校に勤務。関西体育授業研究会に所属。Instagramには、自己研鑽を目的として学級づくりや授業づくりの最新実践を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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