出版社内容情報
学校現場を支える「仕事シリーズ」ついに誕生!
〈本書の概要〉
学校現場には、数多くの役職・役割があり、日々そこでのリーダーシップを発揮したり、業務をマネジメントしたりしています。
この「仕事シリーズ」は、各主任等の役割を深掘りし、年間を通した業務を徹底解説し、すぐに学ぶことができ活用できるガイドブックとなっています。
〈本書からわかること〉
◆「仕事シリーズ」の概要とその活用
学校においては、学年主任、教務主任、研究主任、保健主事など、それぞれが担う重要な職務が存在し、そこでは学校全体をつなぐために、日々業務を行っています。本シリーズでは、主任等の役割、マネジメントの方法、一体的なチームのつくり方および具体的な取組例について、現場目線で紹介します。日々の業務の流れ、成功事例、困難な場面の対処法など、主任等としての力量を高めるためのアイデアが満載です。すでに主任等として活躍する方はもちろん、これから主任等になっていくであろう先生方にとっても、今後の見通しがもちながら学べるシリーズとなっています。
◆保健主事のマネジメント
保健主事は、学校保健活動の推進役として、健康課題の重点化や目標設定、教職員との共通理解の形成を担う重要な役割を果たします。そのためには、学校保健の全体像を理解し、効果的な連絡・調整能力を身に付けることが不可欠です。本書では、保健主事が学校保健を円滑に運営するためのマネジメントスキルに焦点を当て、「組織における連絡・調整」や「リーダーシップの発揮」について具体的に解説しています。校長と教職員をつなぐ役割を果たしながら、学校保健活動を活性化するための実践的な指針を紹介します。保健主事としての役割を明確にし、より効果的な学校保健活動を実現しましょう。
◆小学校・中学校・高等学校それぞれで学校保健を充実する
保健教育を含めた学校保健は、小学校、中学校、高等学校と発達の段階に応じて体系的に推進することが重要となります。本書は、すべての校種の内容を網羅しており、12年間全体を俯瞰しながら学校保健に取り組むことができるようになっています。
例えば、各校種ごとに保健主事の特徴を示すとともに、「学校保健の学校段階別評価」「学校保健計画(年間計画)例」「学校保健委員会の取組」も3パターンずつ紹介しています。
さらに、第3章の「具体的な取組例」では、各教科等における保健教育の実践例を校種別に紹介しています。新学習指導要領の「心身の健康の保持増進に関する教育」に基づいた、体育科、社会科、理科、生活科、家庭科、道徳科、総合的な学習の時間および特別活動の実践事例を19本掲載しています。
〈こんな先生におすすめ〉
・学校保健にかかわるすべての先生 ・保健主事・養護教諭・管理職
・体育主任
・小学校教諭、中学校教師、高等学校教師
内容説明
学校保健のスペシャリストが保健主事の役割と仕事を徹底解説!学校保健に関わるマネジメントが分かる!
目次
第1章 保健主事としてまずは知っておきたいこと(学校保健とは;保健主事の心構え;現代の子供たちの健康課題 ほか)
第2章 保健主事の仕事を知る([スタート期:4月~5月];[実践期:5月~1月];[まとめ期:1月~2月] ほか)
第3章 具体的な取組例(学校保健委員会;学校保健委員会の取組(事例:小学校)
学校保健委員会の取組「ピアサポート活動」(事例:中学校) ほか)
著者等紹介
森良一[モリリョウイチ]
東海大学体育学部教授。栃木県教員、栃木県教育委員会等を経て、2008年4月より文部科学省、スポーツ庁の教科調査官として学習指導要領及び解説作成編集を担当する。2018年4月より現職。専門は、保健科教育、健康教育で日本保健科教育学会、日本学校保健学会、日本体育・スポーツ・健康学会等に所属している。大学では保健体育科教育法1、保健体育科教材論等を担当し、保健体育の教員養成や研究者育成に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。