出版社内容情報
いっしょうけんめいを笑うな!
お姉ちゃんの忘れものを届けに、
6年生の教室に行くことになってしまった。
友達のたかのりくんが、一緒に行ってくれることになったけど、
それでも不安でいっぱいだ。
ぼくは、緊張すると言葉がつかえてしまう。
「なにか ようか?」と聞いてきた6年生が、ぼくの話し方をまねした。 まわりの6年生が、笑った。
そのとき、お姉ちゃんの声がしたーー。
・・・
学校がもっとすきになるシリーズ 2025 全3作同時刊行!
『わたしのとなりのヒロトくん』
『わすれもの とどけます』
『あしたのショウ』
勉強が好き。スポーツが好き。絵が好き。音楽が好き。
子どもたちは学校で、たくさんの好きなことを見つけます。
好きという気持ちから、個性的な未来が始まります。
でも、どの「好き」だって
最初は「学校が好き」という気持ちから始まるのだと思うのです。
東洋館出版社の「学校がもっとすきになるシリーズ」では、
子どもたちに学校という場の魅力を伝えていきます。
今回刊行する3冊には、「自分とはちょっとちがう子」が登場します。
ちがうことはおかしい? ちがうと友達になれない? ちがうから特別扱い?
学校生活のなかのやりとりから
自分になかった視点に気づき、変化が生まれる。
そんな作品をお届けします。
内容説明
おねえちゃんのわすれものをとどけに6ねんせいのきょうしつにいくことになってしまった。ともだちのたかのりくんが、いっしょにいってくれることになったけど、それでもふあんでいっぱいだ。ぼくは、きんちょうするとことばが、つかえてしまう。「なにかようか?」ときいてきた6ねんせいが、ぼくのはなしかたをまねした。まわりの6ねんせいが、わらった。そのときおねえちゃんのこえがした―。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
児童文学作家。1961年生まれ。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て現在にいたる。「青少年読書感想文全国コンクール課題図書」となった『おこだでませんように』『メガネをかけたら』(ともに小学館)をはじめ、本作品と同シリーズで刊行した『ぼくはなきました』(小社)が、「第29回けんぶち絵本の里大賞 びばからす賞」を受賞するなど選定および受賞多数。『メロディ』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、『ええところ』(Gakken)など、小学校(2024年度改訂)・中学校(2025年度改訂)の教科書において、作品が採用・掲載される
こばようこ[コバヨウコ]
1972年、東京都生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。2003年、第4回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あき
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