出版社内容情報
理科授業の「観察・実験」を立体化して、革命を起こす!
本書の概要
文科省優秀教職員や、数々の教育賞を受賞した理科授業のエキスパートが、「AR」を使った31の最新実践を紹介する。AR活用の7つの利点をもとに、「観察・実験」に革命を起こす。さらに、授業ですぐに使えるARコンテンツが無料でダウンロードできる。
本書からわかること
1.理科授業の「観察・実験」に立体感を取り入れることができる
理科の授業の基本は、「観察・実験」です。ARでは、実物を使った観察・実験を補う形でじっくりと考えるサポートしたり、実物では表現しきれないことを表現したりすることができます。もちろんポイントは、「立体的」に観察できることです。自然の事物・現象は立体的なのに、教科書や資料集では平面的な図に表して解説しています。この変換が大変なのです。そこに「革命」をおこします。
2.授業で使えるARコンテンツ特典付き!
本書で紹介している31の授業実践で使われたARコンテンツはすべて無料ダウンロード可能です。
さらに、すべて動画でも解説しています。本を読みながら、著者がつくった動画を観ることで、理解やイメージが深まります。
3.理科授業のトップランナーの31の実践を掲載!
中学校3年間の授業を網羅しています。
もちろんすべて実践済みで、その際の生徒の反応や様子もわかります。
4.ARコンテンツのつくり方がわかる!
教師がARコンテンツを配るだけではなく、生徒自身も制作することができます。それにより、新たな表現方法として授業でワクワクを演出し、理解を深めることができます。
「ARのことはほとんどわからない」という方は、この章からお読みいただくとイメージがしやすく、本書が読みやすくなります。
こんな先生におすすめ
・まったく新しい理科の授業を実践したい先生
・理科授業において重要な「観察・実験」に深みをもたせたい先生
・理科授業にICT技術を取り入れたい先生
・理科の先生に限らず、最新の授業実践を知りたい先生
内容説明
理科授業トップランナーの31の授業実践を掲載!中学校3年間の授業を網羅。実際の生徒の反応や様子もわかります。ARコンテンツのつくり方もわかる!教師だけでなく、生徒もARをつくれます。
目次
第1章 何のためのAR活用か(立体感を感じるとワクワクする;夢中になることがすべてのスタート ほか)
第2章 ARを授業で活用するときのポイント(活用の段階を意識する;体験してみる ほか)
第3章 授業での活用31事例(中学1年 花のつくり;中学1年 双子葉類と単子葉類の違い ほか)
第4章 ARコンテンツの制作方法の紹介(Reality Composer(iOS)でARコンテンツをつくる
Scaniverse(iOS)で実物を3Dスキャンする ほか)
第5章 ARを活用した授業のアイデア(ミニチュアで過去の街並みを再現;物語の立体紙芝居 ほか)
著者等紹介
矢野充博[ヤノミツヒロ]
1975年生まれ。2006年から和歌山大学教育学部附属中学校に勤務。理科教諭。同校の1人1台iPad導入の整備、やのセミナー(オンラインセミナー)、Yanoteaチャンネル(YouTube)、など多岐にわたり活躍。授業では、ロイロノートや電子黒板、Apple Books、AR、VR、3Dプリンタを活用。特に、ARに関しては2020年から授業での活用を始めた。初めて制作したコンテンツはスライム。Apple Distinguished Educators,Class of 2015、平成30年度文部科学大臣優秀教職員、第25回東書教育賞(奨励賞)、第37回東書教育賞(優秀賞)、第39回東書教育賞(入選)、NHK for School考える授業やるキット制作メンバー、日本理科教育学会員、ロイロ認定イノベーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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