出版社内容情報
理科学習指導要領を、これまでの歴史的経緯や令和の日本型学校教育、今日のAIの飛躍的な進歩も考慮し、
自分なりに主体的・対話的で深く読んだのが本書である。
理論編ではこれからの理科教育の在り方を、「科学」とは「科学的」とは何かという視点を大事に議論し、
実践編ではそれを基に13単元の内容を具体的に検討、最後の綜合編では以上から、人間なればの「創造的な学び」の実現を目指す、これからの学びの在り方を提案する。
内容説明
主体的・対話的で深く、理科学習指導要領を読む。「科学」と「科学的」から考える、人間なればの「理科」の学習。
目次
理論編(学習指導要領解説「理科編」全体の構成;学習指導要領解説「理科編」の具体的検討;「主体性の育成」から「新たな価値」実現を考える)
実践編(具体的単元の目標及び内容の検討事例)
綜合編(直観やイメージ、発想を育てる学びの実現)
著者等紹介
新保修[シンボオサム]
1954年生まれ。石川県理科協会事務局長。金沢大学理学部物理学科を卒業後、金沢市内の公立小学校、国立金沢大学附属小学校に勤務、その後石川県教育センター(現石川県総合研修センター)指導主事を経て、金沢市内小学校で教務主任、教頭を経て野々市市、金沢市で校長を務めた後、退職。その後、金沢子ども科学財団に1年、金沢市教育委員会学力向上アドバイザーとして4年間勤務。これまで主に理科教育を中心に取り組み、授業研究と共に児童の自由研究の指導にも長年取り組んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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