授業を研ぐ―飛び込み授業から考える教師の力の磨き方

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授業を研ぐ―飛び込み授業から考える教師の力の磨き方

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  • サイズ 46判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491054285
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

飛び込み授業から考える、教師の力の磨き方

わずか45分間で見る者すべてを大きく揺さぶる。
極限まで研ぎ澄まされた飛び込み授業。
その境地から見える「教師の力」とはなにか。


授業論の本は数多あります。そのなかでも、本書は「飛び込み授業」を切り口にした授業論。そこで繰り出される「仕込み」「技」「あり方」などから、普段の授業でも活かせるヒントを解説します。坂本良晶先生が「一斉授業の最高到達点」と表現した飛び込み授業の「具体」と、その「裏側」までを掲載。さらに、見る者すべてを魅了した授業動画付き。


◎まったく新しい授業論
飛び込み授業を実践する先生はほとんどいません。そんな未知の領域から語る、これまでにない授業論。切り口を変えて授業を見ることで、あなたの授業観が揺さぶられます。 「たった1時間の授業」がもつ大きな可能性を体感できます。

<「はじめに」より>

おそらく、私は現在日本中の教師の中で一番飛び込み授業を実施している教師です。 全国各地で飛び込み授業を実施してきた体験の中から得た学びを通して、時代が変わっても変わらず大切な価値として残り続ける「教師の力」とは何かということを、本書を通して解き明かしていきたいと考えています。


◎一斉授業の最高到達点(坂本良晶 氏)
坂本良晶先生が「一斉授業の最高到達点」と表現した飛び込み授業の「具体」を描きます。
・素材、方向性、発問といった「教材研究」
・もう一歩の詰めが可能か考える「準備」
・場づくりや、刹那の対応といった「実施」
について解説します。
さらに、学級を預けた担任の岡川陽介先生の感想や、研究者として松山康成先生の分析も掲載。授業の価値は、「受け手にどのような学びがもたらされたか」の一点に集約されます。その臨場感を味わうことができます。


◎実際の授業が購入者特典で見ることができる
購入者特典として、当日の実際の授業を動画で見ることができます。
「間の取り方」「刹那の対応」「褒め言葉」「自由思考の時間」といった「子どもとのやりとり」は、動画ならではの内容です。非常に貴重な資料です。


◎こんな人におすすめ
・トップクラスの授業を知りたい、体感したい先生
・今行っている授業に限界を感じている先生
・研究授業の予定がある先生

内容説明

極限まで研ぎ澄まされた授業技術で、「初対面・一度きり」の子ども全員を巻き込んでいく―熱中を創り出す“技”と実践。

目次

第1章 飛び込み授業とは(飛び込み授業の実際;飛び込み授業を通して参観者が得るもの;教材×やり方×あり方)
第2章 教材研究編(素材を集め尽くす;方向性を見定める;全体を貫く発問を確定する;素材を削いで磨いていく;細部にこだわって仕上げていく;試運転をして調子を見る)
第3章 準備編(採択している教科書を尋ねる;子どもたちの名前を全員覚える;小学校のある地域の歴史を調べる;授業要所のシミュレーションを行う;授業にもう一歩の詰めが可能か考える;可能な限り体のコンディションを整える;担任の先生からクラスの様子を教えてもら.)
第4章 実施編(安心・安全の場をつくる;開始1分で全員を巻き込む;アイスブレイク;自由思考の場面を組み込む;刹那の対応を楽しむ;全員にぴったりの誉め言葉を渡す;友達との対話だけでなく自分との対話を促す)
第5章 たった1時間の授業がもたらすもの(子どもたちの感想から;先生方の感想から;飛び込み授業を研究者の視点で分析する;渡し手の意図ではなく受け手の解釈がすべて)

著者等紹介

渡辺道治[ワタナベミチハル]
2006年北海道教育大学卒。同年より奈良県天理小学校にて勤務。2013年JICA教師海外研修にてカンボジアを訪問。2016年グローバル教育コンクール特別賞受賞。2017年北海道札幌市公立小学校にて勤務。国際理解教育論文にて東京海上日動より表彰。2019年ユネスコ中国政府招へいプログラムにて訪中。JICAの要請・支援を受けSDGs教材開発事業としてラオス・ベトナムを訪問。初等教育算数能力向上プロジェクト(PAAME)にてセネガルの教育支援に携わる。2022年から愛知県における新設私立小学校にて勤務。2023年からはアメリカ・ダラスにある学校「Japanese School of Dallas」の学習指導アドバイザーに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かるー

5
たった1時間の授業に対する熱量が圧倒だった。1時間への強い思い、これが毎年毎年積み重なって渡辺道治という圧倒的な存在を作り出しているのだと思う。また、授業への熱量を裏付けるのが絶えず人として自分を磨こうとする姿勢や相手意識への強いこだわりだと思う。著者のようになるのは自分には無理なのかもしれない。でも、少しでも近づきたい存在であることは間違えない。2023/12/20

autumn_snow

2
教育書というよりは読み物という感じ。もちろん日常の授業実践に生かせる部分はたくさんあるのだけれども、タイトルから想像した内容とは違った。2024/01/27

ジーフー

1
多分授業だけを研いでいたら駄目なのだろうなぁと思った。外国のCEOが聴衆の前で行うプレゼンの匂いがした。幅広い活動をされているからこそできる部分もある。ただ、1つの授業の形としての完成度がとても高い。聴衆を引きつける資料や提示するタイミング、全体の構成、貫かれた発問、多面的多角的に大人になるということを考えさせる工夫。参考になりました。2023/12/17

寺口大貴

0
★★★★★ これぞプロ。一体1つの授業にどのくらいの技が詰まっているのか。2025/01/21

ミオペルホネン

0
アイスブレイクをして研究授業の前の緊張ほぐす。例えば名前当てクイズなど。出てきた発言を全て認める。声掛けをする。授業のゴールを決めて、授業を組み立てていく。授業の終わりの子供たちの姿を想像して組み立てる。固い授業とは子供たちの不規則な発言が起きにくい授業のこと。教師の狙った通りに授業を進めようとする思いの強いほど、授業の余白や遊び心が失われていく。だからこそ、自由思考の場面を組み込むことに価値がある。他者との対話だけでなく、自分との対話を促していく。 2024/02/12

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