出版社内容情報
「本物」は色褪せない。どんな時代にも、子どもへの愛の尊さは変わらない。
故・有田和正氏が「日本一の授業」と評した授業者である著者が、現代のトップランナー 宇野弘恵氏と共に「教育」を語る。
本書の概要
「日本一の授業者」と評されるも、これまで書籍を執筆してこなかった鈴木惠子氏が、「 心を育てる」とは何かを初めて語る。さらに、それを受けて、現代のトップランナーであ る宇野弘恵氏が解説を論じる。教育者としての「不易」を追究した金字塔的な1冊。
本書からわかること
不易と流行
「本物」は色褪せない。いつの時代にも変わらない教育者としての眼差しを綴る。有田和 正氏が称賛した授業者が、その教師人生において貫いてきたこととは何か。
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有田和正氏(『現代教育科学1994年3月号』明治図書出版より引用) 『五人の子どもが泣き出し、感動的な授業であった。公開の研究会の場面で泣くなんてめ ずらしい、初めは演技かと思うほどであった。参観の先生方の中にも涙ぐんでいる人がい た。どうしてこんな感動的な授業ができたのか?――――――わたしのいう「面白い」というの は、この鈴木先生の授業のような感動的なものも入っている。』
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宇野恵子氏による解説
激変を迎える教育現場の目線から、変わらず大切にしていくべきことは何かを探る。鈴木 氏が言う「あたりまえ」のことをやり抜くことはできるのか。現代で奮闘する全教員に、 不易と流行を「つなぐ」。
こんな先生におすすめ
・教師として大事にすべきことは何かを探究している先生
・子どもとあたたかな関係を築きたいと願う先生
内容説明
「本物」は、色褪せない。故・有田和正が「日本一の授業」と評した授業者が、現代のトップランナーとともに初めて語る。
目次
第1章 日々の学級活動で心を育てる(休み時間の原風景;教師が語りかけるたくさんの言葉 ほか)
第2章 授業で心を育てる(授業で大事にしてきた4つのこと―全員が授業の主役であるために;自分の体の中を通したわかり方 ほか)
第3章 行事で心を育てる(自治の力を育てる;子どもたちの「納得」を大事にする ほか)
第4章 子どもが変わる―教師の想いが溢れる「学級通信」から(子どもは力づくで変わるものではない;プライドを守り、リスペクトすること ほか)
終章 学校現場で働くみなさんへ(GIGAスクール構想に思う;軸をもつこと;エール)
著者等紹介
鈴木惠子[スズキケイコ]
1954年、静岡県生まれ。静岡大学を卒業後、静岡県公立小学校の教員として36年間勤務。藤枝市立高洲南小学校在職中に、その授業について、元愛知教育大学教授、有田和正氏から「日本一の授業」と称され、教育雑誌等に取り上げられた。その学級づくり、授業づくりに魅せられたファンが今も全国にいる。平成25年3月、藤枝市立青島北小学校長を最後に退職
宇野弘恵[ウノヒロエ]
北海道公立小学校教諭。思想信条にとらわれず、今日的課題や現場に必要なことや教師人生を豊かにすることを学んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かるー
jotadanobu
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