STEM教育を目指す理科 その考えと実験事例―楽しい基礎レベルの電気・磁気実験の展開

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STEM教育を目指す理科 その考えと実験事例―楽しい基礎レベルの電気・磁気実験の展開

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491051611
  • NDC分類 375.42
  • Cコード C3037

出版社内容情報

STEM教育の潮流に、画期的な「電磁気」実験の革新で対応する!!!

■本書の概要
「STEM教育」の時代変化の大きな潮流こそ、これまでの理科を見直し革新するための好機。その見直しの核心は、難儀な題材の「電磁気」。これをシンプルな手づくりの実験器具の制作作業で、楽しく安全に誰にでも鮮やかな観察実験する。それらはSTEM教育のメインになるにちがいない。本書の最大のねらいは、これに画期的な取り組みを促進することである。

■この本から得られること
 本書では、巻線機のハンドル回しをハミングで楽しみながら実践し、その先にある知的好奇心を促進させるための数々のヒントを紹介している。理論と実践を繋ぐ支柱になっているのは、国内外で多くの実践を重ねてきたOsumi Educational Support Institute(OES 研究所)の巻線機である。この教材にインスピレーションが沸き上がった読者には、教材入手方法等も紹介しているので、まさに「STEM教育を目指す理科」を体感することができるはずである。

■この本にどんなことが書かれているか
 理科の実験は、自分で料理作りを楽しむことに似ている。
本書はSTEM 教育を目指す理科の考え方に基づく実験事例をまとめたものである。楽しく、かつ、その先の知的好奇心を促進させる「電磁気」実験をサポートするために、乾電池とハンドダイナモの電源を見直すことからはじめている。本書を読んだ後には、「理科の実験は、自分で料理作りを楽しむことに似ている」ということが実感できるはずである。

■本書から分かること
STEM 教育とは断片的な概念を紡ぎながら新しい概念を生成し、疑問が解決されるとともに、新たな疑問が生起されるものであり、自学を含めた継続的学習により高い総合的概念を獲得できる教育といえる。本書に記載した数々のヒントは、STEM 教育に関心のある一般読者にとっても大変有益な情報になるはずである。

目次

1 これからの理科教育とSTEM教育のために―STEM教育に対応する理科教育の実践に向けた「電気の基礎実験」(STEM教育とは何か;STEM教育の実践に向けた「電気の基礎実験」―永久ゴマに焦点化した実践事例;STEM教育との整合性がある「電気の基礎実験」 ほか)
2 STEM教育に対応する―手作り機材で楽しむ実験 面倒な実験を楽しくする 「手振り発電パイプ」と「巻線機ジョイ」(ダイナミックな「手振り発電器」を作りたい―鮮やかな電磁誘導の実験にも使いたい!;「手振り発電パイプ」で電磁誘導の原点に到達する―これぞ、電磁誘導の実験の決め手!;ICカードの原理 そのモデル実験へ―手づくり「巻線機ジョイ」を作る ほか)
3 手作り機材の制作をサポートする―基本パーツの見直しと準備 楽しくなる基礎レベルの電気実験 その機材準備のノウ・ハウ(手元に置きたい乾電池ユニット;2個は持ちたいハンドダイナモ―商品名「ゼネコン」;LED豆電球の普及で使うソケット4個ユニット ほか)

著者等紹介

山岡武邦[ヤマオカタケクニ]
1974年、愛媛県越智郡(現、今治市)に生まれる。愛媛大学理学部物理学科卒業。筑波大学大学院修士課程教育研究科教科教育専攻修了。兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)自然系教育連合講座修了。博士(兵庫教育大学大学院、学校教育学)。公立高等学校教諭を経て、2019年より現職。東海学園大学教育学部教育学科准教授

大隅紀和[オオスミノリカズ]
1940年、京都市下京区に生まれる。上記・梅本の母校の電気科教諭などから、京都市青少年科学センター、国立教育研究所、鳴門教育大学ののち、京都教育大学で定年退職。京都教育大学・名誉教授、タイ国アユタヤ地域総合大学ARU・名誉博士ユネスコ・アジア太平洋地域事務所(UNESCO・SEAMEO)に開設されたSTEM教育センターのシニアエキスパートなど。OES研究所代表。日本科学教育学会から国際貢献賞受賞(2010年)、現在、名誉会員

梅本仁夫[ウメモトヒトオ]
1948年、和歌県日高郡に生まれる。大阪府立和泉工業高校、機械科卒。オーツタイヤ株式会社のち、住友ゴム工業株式会社の技術部門でもっぱら機械装置の設計に専心的に従事。同社を定年退職。2017年以降、OES研究所・岸和田工房を開設、実験機材の研究開発と頒布普及活動などに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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