出版社内容情報
日本型教育のおわりのはじまりー
変わっていく学校で教師はどうあるべきか。
「令和型学級づくり」の3つのキーワード
「秩序」「遊び」「自己選択」
本書の概要
全国の優れた教師の学級を行脚した経験。そして教育困難校から得たヒント。
・学習規律よりも「秩序」
・指導の深追いはしない
・ゆるやかにつながりあう「やわらかい」学級
教師は「変数」であるという前提のもと、「これからの学級づくり」を提案します。
「これまで」の学級も丁寧に解説し、なぜ「これから」の学級でそれが通用しないのかを紐解きます。
本書からわかること
教育技術は、教師が変わるためのもの。本書では、「教師力=着せ替え力×解像度」で解説します。
さらに、令和の学級で必要な「秩序」「遊び」「自己選択」をキーワードに学級づくりを解説します。激変する学校で、教師はどう変わっていくか。その手がかりが本書にはあります。
こんな人におすすめ
学級経営がこれから先どうなっていくか、このままの学級経営でいいのか。
学校現場の加速化に不安を感じている方におすすめです。
内容説明
指導の深追いはしない、ゆるやかにつながりあう「やわらかい」学級。令和型学級づくりの3つのキーワード「秩序」「遊び」「自己選択」。教師力=着せ替え力×解像度。日本型教育のおわりのはじまり。変わっていく学校で教師はどうあるべきか。
目次
第1章 教育新時代の幕開け(教育活動の主体は誰なのか?;従来の日本型教育のおわりのはじまり ほか)
第2章 令和型新教育観へのアップデート(令和型新教育観にアップデート;教師力の捉え方をアップデート ほか)
第3章 秩序(子どもたちを自由にさせると学級が崩れる?;学習規律を見つめ直す ほか)
第4章 遊び(授業で負った傷は授業でしかケアできない;授業で負った子どもの傷をケアする ほか)
第5章 自己選択(「自己選択」をさせる;「自己選択」が活きる学級づくり ほか)
著者等紹介
小野領一[オノリョウイチ]
1984年、奈良県生まれ。近畿大学を卒業後、大阪教育大学第二部へ進学。現在、奈良県公立小学校にて勤務。関西教育サークル「かれ笑らいす」代表。子どもたちの授業態度や学力の低さ、非行などの問題行動が原因で教育活動が困難な状態になることが多い学校で勤務をしてきた。そういった学校では「教師と子どもたちとの信頼関係」と「子どもたち同士の人間関係」の構築を優先しなければならないことを強く感じた。そこから、奈良教育大学教職大学院に進学し、学習に関する指導行動ではなく、主にそれ以外の集団育成に関わる指導行動に焦点を当て二年間研究をおこなう。現在も「困難な学級での学級マネージメント」と「カ量のある教員の指導方法に共通項はあるのか?」といったことについて研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- 極楽とんぼ