出版社内容情報
110万部突破!『板書シリーズ』の学級経営版がついに誕生!
葛藤を抱える思春期の2年生が安心して過ごせる学級へ!
本書の概要
学級経営に欠かせない一年間の行事と活動を、見開きでわかりやすく解説した新シリーズ! 豪華編者陣によるクラスが一つになるアイデアやコツが、惜しむことなくつぎ込まれています。初めての学年担任の方も、そうでない方でも使える学級経営本の決定版です。
2年生は、中学にも慣れ、入試もなく、心の揺れ動きが顕在化しやすい学年です。揺れ動く生徒と誠実に向き合っていくには、見通しをもった学級経営が重要です。本書が、年間を通しての計画的な学級経営の一助となれば幸いです。
本書からわかること
子ども扱いせず、生徒から学ぶ姿勢で接する
個人差はあるものの、思春期や反抗期で難しい発達段階なのが2年生です。だからこそ、生徒のエネルギーを健全な方向に発揮させるための、自主性・主体性を引き出すような工夫や手立が大切になってきます。本書の第1章では、2年生の特徴と学級経営の心構えを解説しています。
月ごとに学級経営の目標を提案!
学級経営は、年間の見通しをもって計画的に進めることが重要です。月初ごとに、その月の行事・活動を把握し、どのような目的のもとに学級を経営していくのか、事前に計画しておきたいところです。各月の冒頭ページでは、その月の学級経営での目標、考え方、注意事項を掲載しています。
さあ、学級経営を楽しもう!
キャリア教育、防災、人権教育、情報モラル
大人への移行期である2年生では、前向きに生活を送ろうとする意識を高めていくことが大切です。生徒への適切な支援のためにも、行事の意義や活動のポイントを把握しておきましょう。本書では、2年生のすべての行事を、イラストや写真、見開きの展開例で紹介しています。体育祭、生徒総会、合唱コンクールといった定番の行事から、学級開き、人権教育、情報モラルといった活動まで、2年生の行事・活動を網羅的に取り上げています。
また、ソーシャルスキルトレーニングや進路指導など、2年生が自分自身や進路を見つめ直すための活動も紹介しています。
著者からのコメント
思春期のこの時期の生徒は、短い期間で大きく成長していきます。大人への移行期を前向きに導くことは、身近な大人である担任の使命です。一年後に、たくましい最上級生に育つ姿を思い描き、一緒に学級経営を楽しみましょう!
内容説明
学級開き、体育祭、生徒総会、文化祭、学級通信、学級組織、キャリア教育、教室環境、生徒との接し方etc.これぞ、学級経営本の決定版!1年分の学級づくりプランが手に入る!
目次
1 第2学年における学級経営のポイント(中学校の学級経営;教師の姿勢が学級をつくる;2年生の担任になったら;保護者とつながる学級経営;学校行事を学級経営に生かす)
2 第2学年の学級経営(4月 不安を共有し、安心に変える;5月 勢いではなく計画的に;6月 生徒同士の絆、心地よい距離感をつかませる;7月 3ヶ月の評価を保護者に的確に伝える;8月 「教師力」をさらに向上させる ほか)
著者等紹介
植村裕之[ウエムラヒロユキ]
川崎市立川崎高等学校附属中学校校長。川崎市立中学校教諭、同市立中学校教頭、同市教育委員会指導主事、担当課長などを経て2020年から現職。川崎市立中学校特別活動部会常任委員、川崎市教育委員会学校教育相談長期研究員を歴任。主な研究テーマは、教育相談的なかかわり、学び合い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。