出版社内容情報
110万部突破!『板書シリーズ』の学級経営版がついに誕生!
小学校最後の年は、先生も子供も最高の一年にしよう!
本書の概要
学級経営に欠かせない一年間の行事と活動を、見開きでわかりやすく解説した新シリーズ! 豪華編者陣によるクラスが一つになるアイデアやコツが、惜しむことなくつぎ込まれています。初めての学年担任の方も、そうでない方でも使える学級経営本の決定版です。
6年生の子供たちは、他の学年に比べて担任の先生のことをよく覚えています。だからこそ、素敵な思い出が残る一年にしてあげたいものです。運動会、修学旅行、卒業式……。子供たちの成長を支えるためにも、必要なのは年間の見通しをもって準備すること。本書がその一助となるはずです。
本書からわかること
6年生の輝かしいイメージをもって学級経営をするのは危険!
6年生のイメージと言えば、「最高学年として皆のお手本になる存在」「学校のリーダー」と捉えがちです。しかし、ちょっと前までは5年生。まだまだ頼りになる存在とまではいきません。なので、いきなり輝かしいイメージで学級経営を始めるのは危険です。大切なのは、一年かけてゆっくり成長するようにサポートすること。そこで本書の第1章では、高学年のプロ、樋口万太郎先生が6年生の学級経営をする上での心構えを解説しています。
月ごとに学級経営の目標を提案!
学級経営は一年間の見通しをもって計画的に進めることが重要です。よって月初めは、どんな行事・活動があって進めいけばよいのか、どういったことを意識して子供たちと接すればよいか、事前に考えておきたいところです。ここでは樋口先生が、子供たちの一年間を「形成期」「混乱期」「規範期」「達成期」の四つに区分して、その月ではどういったことを大事にすべきかを提案しています。
さあ、学級経営を楽しもう!
何度も言いますが、6年生は小学校生活最後の一年です。一つひとつの行事・活動が最後となっていきますので、楽しく思い出になるようにしたいものです。本書では、6年生で体験し得るすべての行事をイラストや写真、見開きの展開例で紹介しています。学級開き、給食、係・当番といった定番の活動から、修学旅行や卒業式といった6年生特有の行事までバッチリ抑えています。
著者からのコメント
6年生の担任をもつことでプレッシャーを感じる先生もいるかもしれません。だからこそ、本書を使って年間の見通しをもつことで、余裕をもって子供たちに接することができます。
ぜひ、一緒に学級経営を楽しみましょう!
内容説明
学級開き、運動会、修学旅行、個人面談、子供との接し方、係活動、日直、教室環境、卒業式etc.これぞ、学級経営本の決定版!1年分の学級づくりプランが手に入る!
目次
1 第6学年における学級経営のポイント(6年生の担任になったら;ゴールイメージをもとう;学級経営を充実させるための指導;6年生とは、心と身体が変化していく大事な時期;6年生は行事で育てていこう ほか)
2 第6学年の学級経営(4月 子供と保護者との関係を意図的に仕組んでいこう!;5月 連休明けはボチボチスタートでOK!;6月 混乱期だからこそ原点回帰を!;7月 喧嘩やトラブルも子供同士の関係づくりに役立てる!;8月 夏休みにしかできないことに取り組もう! ほか)
著者等紹介
樋口万太郎[ヒグチマンタロウ]
1983年大阪府生まれ。大阪府公立小学校、大阪教育大学附属池田小学校、京都教育大学附属桃山小学校を経て、香里ヌヴェール学院小学校に勤務。日本数学教育学会、全国算数授業研究会幹事、関西算数授業研究会元会長、授業力&学級づくり研究会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。