主体的に学習に取り組む態度―その育成と学習評価

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主体的に学習に取り組む態度―その育成と学習評価

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491051178
  • NDC分類 375.17
  • Cコード C3037

出版社内容情報

「主体的に学習に取り組む態度」の評価を徹底解説!
本書の概要
「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で整理された観点別学習状況の評価。特に「主体的に学習に取り組む態度」の評価に悩んでいる先生は多いのではないでしょうか。大切なのは、資質・能力を育成するための評価であること。「評価のための評価」に陥らないことです。本書は、「主体的に学習に取り組む態度」の評価について考えることを通して、「指導と評価の一体化」を真に実現させるための評価の在り方、各教科等の具体的な方策を提案する全教師必読の一冊です。

本書からわかること
「粘り強さ」と「自己調整」
「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」(中央教育審議会、平成31年1月21日)では、「主体的に学習に取り組む態度」の評価において重視すべき2つの側面を示しています。
① 知識及び技能を獲得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりすることに向けた粘り強い取組を行おうとする側面
② ①の粘り強い取組を行う中で、自らの学習を調整しようとする側面
これらの評価に先立ち、「粘り強さ」と「自己調整」を子どもたちが発揮できるような授業をデザインすることが求められます。

3つの観点の関連を踏まえた評価
さらに注目したいのは、「知識及び技能を獲得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりすることに向けた」という記述です。つまり、「主体的に学習に取り組む態度」の評価が、これらの資質・能力と切り離した評価であってはならないということです。
「主体的に学習に取り組む態度」の観点だけを取り出して評価しようとすると、例えば挙手の回数など、形式的態度の評価に陥る危険性があるでしょう。「知識・技能」「思考・判断・表現」との関連を踏まえて、評価を行う必要があります。
毎回の授業で全ての観点を評価するのではなく、単元や題材のまとまりの中で、3つの観点の評価を適切に位置付けることが大切です。

EvaluationからAssessmentへ
評価というと、成績を付けたり、序列を付けたりするイメージがあるかもしれません。これからの評価には、Evaluation(値踏みする)からAssessment(支援する)への転換が求められています。評価を学習改善や指導改善に生かすことによって、バランスのとれた資質・能力の育成を図ることが大切です。
本書では、「主体的に学習に取り組む態度」の評価における基本的な考え方を徹底解説するとともに、各教科等における指導と評価の在り方、評価規準の作成のポイントなどをまとめています。教科の特性を理解しつつ、教育全体で何が求められているのかを概観することもできる一冊です。

内容説明

主体的に学習に取り組む態度を育成するために、二つの側面から評価する。(1)知識及び技能を獲得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりすることに向けた粘り強い取組を行おうとする側面。(2)(1)の粘り強い取組を行う中で、自らの学習を調整しようとする側面。

目次

1章 主体的に学習に取り組む態度の育成と学習評価(学力の重要な要素としての主体的に学習に取り組む態度;「主体的に学習に取り組む態度」の評価規準の作成に向けて ほか)
2章 主体的に学習に取り組む態度を育成し、評価する授業とは(単元・題材を通した授業づくりの重要性;授業における「主体的に学習に取り組む態度」の指導と評価 ほか)
3章 授業づくりと主体的に学習に取り組む態度(カリキュラム・マネジメントに位置付いた授業づくり;主体的に学習に取り組む態度を育成する授業に向けて ほか)
4章 主体的に学習に取り組む態度の育成と学習評価をめぐる課題(パフォーマンス評価において;「指導と評価の一体化」において ほか)
5章 各教科等における主体的に学習に取り組む態度の育成と学習評価(国語科;社会科 ほか)

著者等紹介

田中保樹[タナカヤスキ]
北里大学理学部准教授(教職課程センター)。1961年横浜市生まれ。横浜国立大学大学院修了(修士(教育学))。1985年から横浜市立中学校、横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校で理科教員として勤務。2009年から横浜市教育委員会事務局指導主事、国立教育政策研究所学力調査官・教育課程調査官及び文部科学省教科調査官を経て、横浜市を早期退職。2018年から現職

三藤敏樹[ミフジトシキ]
横浜市立菅田中学校副校長。1963年横浜市生まれ。國學院大學文学部文学科卒業、横浜国立大学大学院教育学研究科修了。横浜市立中学校教諭・主幹教諭、横浜市教育委員会事務局教職員育成課指導主事、横浜市立大学非常勤講師(兼務)等を経て、2021年から現職。公認心理師・学校心理士

〓木展郎[タカギノブオ]
横浜国立大学名誉教授。1950年横浜市生まれ。横浜国立大学教育学部卒、兵庫教育大学大学院修了。国公立の中学校・高等学校教諭、福井大学、静岡大学を経て、横浜国立大学教授を2016年3月退官。中央教育審議会教育課程部会委員(6期~11期)。平成29・30年告示学習指導要領総則・評価部会委員。児童生徒の学習評価に関するワーキンググループ委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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入江・ろばーと

1
31報告の同じ内容が何度も出てくるわ、学習指導要領の記述を引用してるだけだわ、無理やり紙幅を埋めただけにしか見えない上にとことん読みづらい。PDCAサイクルの図なんてただゴチャゴチャしてるだけだし、これを読んでも「主体的に学習に取り組む態度はこう評価すればいいんだ!」とはならないだろう。あと、Assesmentが「支援する」って意味になるなんて初めて聞いたけど出典どこ?2023/07/23

そうむ

0
主体的というワードは今回の指導要領の1つのキーワードだと思いますが、話していて噛み合わないことが多いワードでもあります。きっとそれぞれイメージしているものが違うから。読んでみて、改めて考えさせられることが多い良書でした。2023/04/05

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