国語授業の「常識」を疑え!

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国語授業の「常識」を疑え!

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491050898
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3037

出版社内容情報

「常識」には疑い方がある――
地道に成果をあげ続ける、土居正博先生の実践改善の裏側が丸わかり!
本書の概要
思考停止で前例踏襲の授業にも、「奇をてらう」だけの授業にも陥らない、地に足のついた実践改善の方法
●ぼんやりと存在している「常識」を見つける「目」が手に入る
●「常識」に気づいたときにすべきことが分かる
●多忙でも持続可能な実践改善の習慣が身につく
●土居先生の国語授業の「常識」の乗り越え方を追体験できる
だれでも、どの教室でもできる、ほんの少しの工夫で大きな効果を生みだす実践の創り方を提案します。

本書からわかること
そもそも「常識」ってなんですか?
――「常識を疑え」を考える
「これまでの常識はもう通用しない」「常識に縛られず、自由に考えて行動しよう」「常識を疑って、新しいものを生みだそう」……。
変化する社会に対応した学校づくりや授業改善が求められる中で、このような言葉を耳にする機会も増えているのではないでしょうか。
もともとは柔軟な思考と考え続けることの必要性を訴えるために叫ばれたこれらの言葉も、あまりに広く言われるようになり、もはや「常識を疑う」ことについて、思考停止で受け止めてはいないでしょうか。
確かな実践に定評のある土居先生は、「常識」を「適切に」疑うことの重要性を訴えます。
本書では、適切な疑い方で「常識」を乗り越えていくために、「常識」の性質をきちんと定義し、「常識」を疑うとはどのようなことかを一から見直しています。
本書では「常識」を「明文化されている、されていないに関わらず、多くの教師が『これはそういうものだ』『これはこうやるものだ』と捉えている説」と定義します。
そのうえで、「手法常識」や「概念常識」といった種類、明文化されている「常識」、されていない「常識」などと分析していき、疑うべき「常識」をあぶり出しています。

この「常識」のメリット・デメリット、いくつ説明できますか?
――「常識」にもよさがある
「常識」を疑うときの大前提は「常識=悪」ではないということです。
「常識」が「常識」となった背景には大きな長所があるはずなのです。
土居先生は、「常識」を疑い、乗り越えるときにはよさにも必ず目を向けるべきだと主張します。
「常識」の一般的なよさとして、①一定の効果がある、②持続可能であることを挙げ、「常識」を冷静に見ることをすすめます。
一方で、このよさと表裏一体をなす危険性として、①一定の成果しか出ない、②教師の思考停止を招くことを挙げています。
よさと危険性、どちらにも目を向けた上で、「常識」の乗り越え方を考えるのです。

内容説明

「常識」を疑うことは実践構想の根幹である。教育現場には「常識」が無数に存在する。「常識」には「手法常識」と「概念常識」がある。「常識」にはよさがある。「常識」にはよさと表裏一体の危険性がある。適切に「常識」を乗り越えれば子どもが育つ。

目次

第1章 「常識」を疑え(教育界に存在する無数の「常識」;「常識」の種類―手法常識と概念常識;「常識」はどのように発生し、どこに存在するのか ほか)
第2章 「常識」を分析し、改善せよ(実践を改善することと、研究をすること;「常識」の問題点を整理し、改善の方向性を定める;「常識」のよさは生かしつつ、問題点を克服していく ほか)
第3章 国語授業の「常識」を乗り越えろ―疑い、改善し、実践する(国語科指導と「常識」―国語科には「常識」が溢れている;常識1 教えたいことを直接問う→教えたいことを間接的に問う(概念)
常識2 初発の感想を書かせる→初読では「あらすじ」を書かせる(読むこと) ほか)

著者等紹介

土居正博[ドイマサヒロ]
神奈川県・川崎市立小学校教諭。1988年生まれ。創価大学大学院教職研究科教職専攻修了後、現職。東京書籍小学校国語教科書編集委員。全国国語授業研究会監事。国語教育探究の会会員。教育サークル「KYOSO’s」代表。教員サークル「深澤道場」所属。2015年「わたしの教育記録」(日本児童教育振興財団主催)にて「新採・新人賞」、2016年「わたしの教育記録」にて「特別賞」、2018年「読売教育賞」、2020年「国語科学習デザイン学会優秀論文賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かるー

4
漢字ドリルを何周もさせたり、子どもの発表原稿は要約文にしたりとすぐにでもやってみようと思う事もたくさんあった。2024/02/13

家主

4
28C 今まで読んできた土居先生の本と内容は似てるので、得るものは少ない。まとめ本みたいな感じ。自分も似たような思考回路なんだと思う。思考停止で前と同じやり方をすることに耐えられない。時間対効果が低いと思うやり方はどんどん変えていきたいと思っている。でも土居先生は、手間も惜しまない感じがして、その辺は自分と違うのかもしれない。2023/06/17

かるー

2
常識を疑った実践なのだろうけど、何故だろう。自分にとっては既知のものばかりだった。おそらくこれまでの土居先生の書籍からたくさんのことを学ばせていただき、自分の中では当たり前になっているからなのだと思う。おそらく多くの先生にとっては非常識なのだけど、、、 国語の授業をそれなりに楽しくやれているのは著者のお陰なのだと改めて感じました。2024/02/04

松村 英治

2
悔しいくらい良書。ハウツーを問い直しながら指導観を見つめ直す。2023/04/25

川越友貴

0
物語はたくさん読ませてから問いを書かせる 初発は感想ではなくあらすじをかかせる 話し合いのモデルを示す 漢字は読みを教えてから書きを教える常識の種類 概念常識 手段常識 常識に囚われすぎると子供の実態にあってないことがある 2023/12/08

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