出版社内容情報
ソーシャルスキルを「アイテム化」するSST
全3巻のシリーズで子どもたちをサポート
本書の概要
「ことば」と「イメージ」で行うソーシャルスキルトレーニング
これからは、「イライラしても、そんな言い方をしてはいけません!」から、「『いいすぎブレーキ』を使おう」へ
本書からわかること
使い方は 「ポスターを貼って、読み聞かせる」だけ
ソーシャルスキルポスター(SSP)とは、ソーシャルスキルに名前とイラストを付けたものです。子どもたちに馴染みやすい名前とイラストで、ソーシャルスキルを楽しく使えるようになります。
本書は、シリーズ3部作の第1段階「ベーシック編」
SSPは、3段階のスモールステップで構成されています。
たとえば、「気持ちのよいあいさつをする」というソーシャルスキルに対して、次のような3段階で少しずつステップアップできるようになっています。
・ベーシック「だれでもあいさつ」……だれにでもあいさつができる
・スタンダード「はやおしあいさつ」……相手よりも先にあいさつができる
・アドバンス「セレクトあいさつ」……TPOに応じたあいさつができる
※「スタンダード」は『子ども・クラスが変わる! ソーシャルスキルポスター』に収録
※「アドバンス」は『子ども・クラスが変わる! ソーシャルスキルポスター アドバンス』に収録
「ソーシャルスキルを身につける」=「アイテムゲット」
もし、あいさつが苦手な子どもがいても、その子は相手を思いやる心が欠けているわけでも、他人と関わりたくないと思っているわけではありません。「あいさつをする」というソーシャルスキルをうまく自分のものに出来ていないだけなのです。
本書では「ソーシャルスキルを身につける」ことを「アイテムをゲットする」ことだと捉え、アイテムの獲得を通して子どもたちの成長をサポートします。
ポスターは付属CDにすべて収録。さまざまな使い方が可能
本書で紹介しているポスター(35枚)は、付属のCDにすべて収録されています。大きくコピーして教室や廊下に貼ってもよし、カードサイズに小さくコピーしてもよし。自由な使い方ができます。
こんな方におすすめ
特別支援学級や通常学級、家庭、習い事など、場所や状況を問わず、子どもにかかわるすべての人におすすめです。
内容説明
社会性の基礎を育むソーシャルスキルトレーニング。
目次
実践編(ソーシャルスキルポスター(SSP)とは?
SSPの使い方
こんな風に使えます!SSPの活用アイデア ほか)
理論編(ソーシャルスキルアイテム化とは?;SSTの課題「般化」とSSPの可能性;SSP流アンガーマネジメント ほか)
ポスター編(ポスターの使い方;CD‐ROMを使用するに当たって;ソーシャルスキルポスター)
著者等紹介
小貫悟[コヌキサトル]
明星大学教授。1991年、早稲田大学人間科学部人間基礎科学科卒業。1999年、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了。博士(教育学)、臨床心理士
イトケン太ロウ[イトケンタロウ]
伊藤健太郎。中野区立令和小学校主任教諭。中央大学法学部法律学科卒業。東京都教育委員会開発研究員・教育研究員、治療教育士、日本LD学会員、特別支援教育士。異業種間交流を軸に自らの使命を追究する自己啓発サークル「I.D.HYBRID BRAINS」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。