出版社内容情報
澤井陽介[サワイヨウスケ]
著・文・その他
内容説明
学習評価は指導と結果の責任を果たす教師の技術。覚悟を決め、焦点化して、「ここぞ」という場面で取りに行く!
目次
第1章 評価の基本的な考え方(評価は教師の技術;目標準拠評価の妥当性と信頼性 ほか)
第2章 資質・能力を評価する着眼点(「知識・技能」は「身に付いたか」(習得状況)を評価する
「思考・判断・表現」は「発揮しているか」(活用状況)を評価する ほか)
第3章 できる・続けられる評価の具体策(資質・能力が見える単元をつくる;目標をよく考える ほか)
第4章 評価あるある質問(「知」と「思」は「C」なのだけど、「主」は「A」にしたいのですが、だめなのでしょうか?;文章をうまく書けない子供に対してはどうすればいいでしょうか? ほか)
著者等紹介
澤井陽介[サワイヨウスケ]
大妻女子大学教授。昭和35年・東京生まれ。社会人のスタートは民間企業。その後、昭和59年から東京都で小学校教諭、平成12年から都立多摩教育研究所、八王子市教育委員会で指導主事、町田市教育委員会で統括指導主事、教育政策担当副参事、文部科学省教科調査官、文部科学省視学官、国士舘大学教授を経て、令和4年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジーフー
5
評価についての疑問を、悩んでいる我々の目線に立って説明しているためとても分かりやすい。評価はこのように私はしていますと自信をもって言える人がどれだけいるだろうか。難しいのは評価そのものを切り離して考えることが不可能で、指導と評価が密接に絡み合っているからだとよく分かった。評価を改善したいなら、指導そのものを変えないといけない。2022/10/11
だいご
1
主体的に学習に取り組む態度を評価しようと思えば、まず子どもたちが見通しをもつことが大切で、見通しをもつことで初めて自分の考えなどを振り返ることができる。そして見通しをもつためには、正しい目標を設定することが大事。 評価の考え方については、客観性ではなく信頼性、つまり「指導したことに対しての説明責任を果たせるか」が重要。そのために授業の展開や指導方法を考えていかないといけないとわかった。2023/04/09
ゆきた
1
昨今の学習指導要領の評価に困ってる人向け。私的に殿堂入りの本2023/02/25
さこさこ
1
評価のことをわかりやすく噛み砕いて教えてくれる本。さわい先生の書き方は読みやすいなと思う。ややもすると、評価をとることに精一杯になり、評価のための評価になってしまう。何のために評価をするのか、評価を行うための目標の大切さなど考えなければならないことはたくさんあると感じた。2022/09/25
じゅんじゅん
0
主体的に学習に取り組む態度は、題材のはじめに、課題をつかませる。見通しをもたせる。そうすれば、振り返られる。評定に関しては、子供のよさを太陽に見いだせる姿勢と技術が必要。学びに向かう力を育成するためには、課題解決学習型にする。2024/05/19
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