「~のはずなのに、なぜ?」を教材化する社会科学習

個数:

「~のはずなのに、なぜ?」を教材化する社会科学習

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月30日 22時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491049427
  • NDC分類 375.312
  • Cコード C3037

出版社内容情報

鍵を握るのは、教材・資料から子供の「問い」が生まれる「発想の転換」!

■本書の概要

(単元を通じて、私たちがここまで学習してきたことは)「~のはずなのに、なぜ」(その学習したことの理解と目の前の現実がズレているのか?)は、学習問題の定型句、「問いの王道」であり、社会科授業のど真ん中に鎮座する不易であり流行です。
この社会科学習における「問いの王道」を主たるテーマとして研究し、実践し、まとめあげたのが本書であり、理論、座談会、実践事例で構成しています。

■本書からわかること

発想を転換する教材化の方法

社会科学習を通じて、いかなる困難に対してもプラス思考で柔軟に問題を解決する力が育まれるようにする教材化、視点を変えることでマイナスの陰に潜んでいたプラス面が見えてきたり、素朴概念の中に意外性が潜んでいることに気付いたりたりする教材化の方法を紹介しています。
本書において特に重視している考え方

●一般的な方法とは違うチャレンジをしている人物を取り上げることが、子供たちの社会的事象を見る視点を転換してくれる。
●子供一人一人が「大人って素敵だな。自分も将来そういう大人になりたいな」と大人へのあこがれをもてるような単元をつくる。
●単元の一番濃いところを学習できるような「社会的事象の意味を考える問い」が生まれる本時をつくる。
●これからの社会を生き抜くために求められるのは、子供たちが自在に「見方・考え方」を働かせられるようになることであり、そのために必要なのが「発想の転換」である。
●「『問い』は教材から生まれる」という着眼点から「教材化」を図ることができれば、(教師が計画時に想定した「問い」とはパラレルな)子供の側の「問い」が生まれる。

こうした考え方をベースに教材化を図り、単元をつくり、子供たちとともに学習を進めていくことで、「子ども自らが社会をおもしろく見る『目』」が、確実に養われます。その理論と方法を紹介しています。

■こんな人におすすめ

社会科の問題解決学習を通して、子供たち同士が追究し合い、発想を転換し、多面的・多角的に社会を見る目を養うための教材化をどのように行っていけばよいか、またそれら教材から子供たちの「問い」が生まれるようにするためには、どのように単元をつくり、本時をつくっていけばよいかについて興味・関心のある小学校の先生方にお勧めします。

内容説明

鍵を握るのは、教材・資料から子供の「問い」が生まれる「発想の転換」。

目次

第1章 発想を転換する社会科学習(人間の営みに発想の転換を学ぶ;発想の転換を迫り、子供を揺さぶる本時の問い ほか)
第2章 座談会「発想の転換」を生かす教材化の視点(多面的・多角的に子供を育てる教材化の視点;授業づくりにおける「発想の転換」をどう捉えるか ほか)
第3章 授業の達人直伝 教材化のポイント(子供がワクワクする素材探し、取材の際のポイント;取材した内容を教材化し、単元や本時を構成するポイント ほか)
第4章 発想の転換を生かした社会科学習―実践事例(「ニーズ」をテーマとして単元を教材化する;「立場」をテーマとして単元を教材化する ほか)
終章 社会科の面白さは教材にあり(追究・解決する面白さ;北海道の先生方の社会科への思い ほか)

著者等紹介

澤井陽介[サワイヨウスケ]
大妻女子大学教授。昭和35年・東京生まれ。社会人のスタートは民間企業。その後、昭和59年から東京都で小学校教諭、平成12年から都立多摩教育研究所、八王子市教育委員会で指導主事、町田市教育委員会で統括指導主事、教育政策担当副参事、文部科学省教科調査官、文部科学省視学官、国士舘大学教授を経て、令和4年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品