出版社内容情報
写真と動画でわかる!ケガ人をゼロにする。そのうえで、子どもに「できる喜び」を体感させる、跳び箱指導のすべて!
本書の概要
本書の意義は、この数字を変えることにあります。 14887 これは、「跳び箱運動の年間ケガ人数」です。 たった1年間で、これだけの人数の子どもたちがケガをしているのです(2015年調べ)。 それも簡易なものではなくて、骨折や靱帯損傷をふくむような、重傷なものの数です。 教育課程を通じて、これだけのケガ人を生み出している学習単元が跳び箱運動なので す。決して看過できる事実ではありません。 「 年間約1万5千人のケガ人をゼロにする。 そのうえで、子どもに『できる喜び』を体感させる」 これが本書のミッションです。
本書からわかること
ケガをなくす場づくり
「コの字型跳び箱指導法」を提案。子どもがケガをしないために考え抜かれた環境設定をご紹介します。子どもの人数が多い、レベルの差が大きい、そのような学級でもケガを防ぎながら「できた」を実現する場づくりがコの字型跳び箱指導法です。
一つひとつの技を丁寧に解説
それぞれの技に適した体育館の場づくりから、習得するためのスモールステップまで徹底解説!よくある失敗からどのように指導・アドバイスするか。もちろん補助の方法まで!跳び箱指導はこの1冊で大丈夫。
写真と動画、さらにワークシート付き!
フルカラーの写真でとにかくわかりやすい!さらに動画も収録!教師も子どももQRコードを読み込めば、すぐにわかる!!巻末にはすべての技のワークシートと発表カードもあります。こちらもダウンロード可能で、現場の先生にとって重宝する1冊です。
こんな人におすすめ
体育授業が苦手な先生はもちろん、得意な先生にも「安全面」にこだわりぬいた本書は必ずお役立ちします。子どもがケガをした授業は0点という考えのもと、安全な指導方法をご紹介しています。
内容説明
全学年対応!ケガ人をゼロにする!そのうえで、子どもに「できる喜び」を体感させる。QRコードでパッと教師も子どもも動画がすぐ見れる!指導に応じた場づくりも掲載!
目次
第1章 安全な跳び箱指導(組体操より危険な跳び箱運動;器械運動の意義 ほか)
第2章 跳び箱指導の要点(跳び箱指導4つの特徴;3層の子どもを把握する ほか)
第3章 授業の展開と基礎知識(1時間の指導の流れ;2種類の跳躍 ほか)
第4章 技の指導(感覚づくりの運動;開脚とび ほか)
第5章 評価(跳び箱の評価について)
巻末資料
著者等紹介
三好真史[ミヨシシンジ]
1986年大阪府生まれ。堺市立小学校教諭として13年間勤務。令和4年度より京都大学大学院教育学研究科に在籍。小学生2年生から大学まで14年間体操競技を続ける。全日本学生体操競技選手権大会「跳馬」準優勝。体操競技コーチ歴4年。2011年秋TV番組「SASUKE」に出場。教育サークル「ふくえくぼの会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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