内容説明
子どもがみるみる変わる!明るさ・レジリエンス・利他性・解釈力・挑戦力、すべて「語り」で育てられる!15年かけて磨き上げた200の語りから厳選!
目次
第1章 理論編 「心を育てる語り」とは
第2章 実践編 「明るさを保つ」語り
第3章 実践編 「心を整える」語り
第4章 実践編 「利他的に生きる」語り
第5章 実践編 「柔軟な解釈力を養う」語り
第6章 実践編 「勇気ある一歩を踏み出す」語り
著者等紹介
渡辺道治[ワタナベミチハル]
2006年北海道教育大学卒。同年より奈良県天理小学校にて勤務。2013年JICA教師海外研修にてカンボジアを訪問。2016年グローバル教育コンクール特別賞受賞。2017年北海道札幌市公立小学校にて勤務。国際理解教育論文にて東京海上日動より表彰。2019年ユネスコ中国政府招へいプログラムにて訪中。JICAの要請・支援を受けSDGs教材開発事業としてラオス・ベトナムを訪問。初等教育算数能力向上プロジェクト(PAAME)にてセネガルの教育支援に携わる。各地の学校にてSDGsの出前授業を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mataasita
8
語りが子どもたちの心に種をまき育ちやがて花ひらく。運動会の話はすごく感動的でなんども読み返した。本質的なことを考え続け、どうしたら伝わるだろうと悩んでいなければ、こんなふうに話せないだろうな。目標とはあくまでも目的に向かうためにあるもの。目的こそが大事。学校では教師が子どもたちになぜこれをやるのか、どうすべきか常に問いかけなければいけないし、ときには教え導かなければ。なかなかよかったが、ちょっと高度すぎて、使えるレベルの学年は限られるかな。運動会の語りは最高。いただきました。2024−1232024/10/29
かるー
4
何度読んでも心が温まるお話ばかり。道徳の授業の題材のヒントはないか。子どもたちの様子からとっておきの語りのネタになるものはないかと思い再読してみる。著者の知識の幅の広さと知識を学級に落とし込む能力の高さに脱帽。こういう先生に教わる子たちは本当に幸せだなと感じる。2023/04/12
かるー
3
再読 著者の知の広さ・深さ、そして、語りにかえる応用力の高さにいつも驚かせる。自分の経験にすり合わせて、自分の語りとして応用したい。2023/09/06
おこめさん太郎
1
ここぞという時に語る、ということの大事さは分かっていてもなかなか何をどう伝えるのかというのが難しい。ましてや色々と言いたいことはあるがどう伝えるのが良いのかがいまいち…そんな時はうまい人の語りを真似するに限る。ネタも真似るが良さそうだ。…というものを一冊にまとめてあってとても読みごたえがあった。自分が感心というか感動してしまった。あとはどう目の前の生徒たちに語るのか、落とし込むのか、何を自分が伝えたいのか…そのくらいは自分で考えようと思った年度末の一冊だった。2022/03/29
かるー
1
渡辺さんの日頃からの読書量そして、得た知識を現場に還元しようとする意識の賜物かなと感じた。幅広い知識や経験を子供の意識に繋げるように変換して、語りに変える意識は見習いたい。BBQの本で語られる学級通信と語りが渡辺さんの学級経営の柱なんだと感じた。2022/03/21
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