出版社内容情報
内容説明
偶然性の多いサッカーにデータ分析は相性が良いのか?野球を大きく進歩させたセイバーメトリクスとは何か?プレーの自動抽出を実現するAIシステムの活用。得点力アップと戦術評価に生かせる新しい指標。クラブマネジメントとデータビジネスの密接な関係。最新のテクノロジーとデータ分析からスポーツの未来を探る。欧米最先端のデータ提供者や研究者、クラブ担当者などの視点も収録。
目次
第1章 スポーツが歩んできた道(近代スポーツの誕生;スポーツ競技とデータの相性 ほか)
第2章 世界の分析トレンドとテクノロジー(データとテクノロジーの未来と限界;データ提供者の視点 イェン・メルヴァン氏(STATS PERFORM フットボールプロダクトマネージャー) ほか)
第3章 日本サッカーに迫られるデータ分析の活用(野球文化VSサッカー文化=パッシブラーニングVSアクテイブラーニング;サッカーはデータではない!しかしデータはサッカーの大事な一部だ! ほか)
第4章 Analytic Mindを持とう(ピッチの外でも運が必要なのか?;運に任せず合理性を求めよ ほか)
第5章 コロナ禍におけるスポーツの未来(スポーツの未来で何が起きているのか;ネガティブな予測 ほか)
著者等紹介
森本美行[モリモトミユキ]
1961年生まれ。92年米ボストン大学経営大学院でMBAを取得。2000年米国NASDAQで上場したasiacontent.com日本法人アジアコンテントドットコムジャパン(株)の代表取締役兼CEO。02年スポーツデータ配信や分析を行うデータスタジアム(株)の代表取締役に就任。16年には、日本初の野球独立リーグ四国アイランドリーグplusを運営する(株)IBLJの代表取締役及び(一社)日本独立リーグ野球機構の常務理事を務める。現在は、スポーツビジネスコンサルティングを行うfangate(株)の代表取締役とともに、(一社)日本スポーツマンシップ協会理事、複合型スタジアム「サンガスタジアムby KYOCERA」の運営、管理を行う(同)ビバ&サンガのエグゼクティブアドバイザー、かめおかまるごとスタジアム構想策定委員や神奈川大学人文学研究所の非常勤研究員及び体育会サッカー部コーチなど多岐にわたり、教育、研究、指導、ビジネスと様々な面からスポーツをサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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