内容説明
一人一人を「見立て」「見取り」「見通し」「見届ける」対話を続けることで―(1)ミスをきっかけに更なる学びにつながる。(2)個性を尊重し合う姿が増える。(3)授業や行事で、自己肯定感が高まり、子どもたち自ら将来に向けて歩き出す!「しつけ」ではなく、子どもたちのビジョンを基にクラスをデザインする教師像の提案。先生=TeacherからDesignerへの転換を謳う話題のクボケンが実践する、指導者のマインドセット。
目次
第1章 うまくいくには“アイ”がいる―これからの「学ぶ」を支える教育理論(「褒めるは学びの落とし穴」ARCSモデル;「きみとならできる」最近接発達領域(ZPD)
「本質はいつも目に見えない」まなざし
「うまくいくには“I”がいる」アファメーション
「ワタシにとっての感覚・意味」TaskとAchievement
「みんなの個性が集まって、一枚の絵になる」知識構成型ジグソー法)
第2章 子どもたちが勝手に動き出す!クボケン学級の365日(4月 学級開き;5月 授業づくり;6月 まなざしで子どもを見る;7月 子どもたちが学習をつくりだす;8月 お仕事術;9月 ルールはあるものじゃない;10月 学級目標を決める;11月 行事;12月 保護者対応)
著者等紹介
久保賢太郎[クボケンタロウ]
東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程(令和3年4月~)。学研教育みらい小学校体育副読本「みんなの体育」編集委員。一般社団法人「未来の体育を構想するプロジェクト」理事。一般社団法人「Sports As Life Hachinohe」顧問。株式会社AVR Japan教育アドバイザー。体育授業研究会常務監事。学校体育研究小学部会事務局長。現代の教師に求められる資質能力や教師の自己変容プロセスなどを問題関心としながら、日々の授業実践・研究活動に取り組んでいる。専門はスポーツ教育学・教師教育・現象学的教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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