内容説明
図解とイラストで「社会科のあり方」をひとつひとつ解説!概念的知識の獲得、「見方・考え方」、追究の視点、問題解決的な学習、単元計画、問いの構想、資料の提示、ふり返り、“つながり”のある授業、比較を用いた授業、素材探し、教材化…。社会科教育のニューリーダー渾身の一冊。
目次
第1章 「豊かさ」とは(見えないものを感じる心;豊かな社会科授業とは)
第2章 「豊かさ」のある社会科授業(社会的な見方・考え方;問題解決的な学習を踏まえた授業;「つながり」を意識する授業)
第3章 「比較」する社会科授業(「比較」を効果的に用いる授業;ミクロな比較とマクロな比較;比較でまとめる;方法知としての比較;豊かになるということ)
第4章 豊かな教材を見つける(素材発掘;教材化;豊かさは教師の経験の豊かさから)
著者等紹介
宗實直樹[ムネザネナオキ]
関西学院初等部教諭。社会科授業UD研究会所属。授業研究サークル「山の麓の会」代表。大学では芸術系美術分野を専攻し、美学と絵画(油彩)を中心に学ぶ。卒業論文は「ファッションの人間学」。大学卒業後、兵庫県姫路市の公立小学校、瀬戸内海に浮かぶ島の小学校を経て、2015年より現任校へ。様々な場所でフィールドワークを重ね、人との出会いを通じて教材づくりを進めている。社会科教育、美術科教育、特別活動を軸に、「豊かさ」のある授業づくり、たくましくしなやかな子どもの育成を目指して、反省的実践を繰り返す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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