出版社内容情報
2020年3月末に国?教育政策研究所教育課程研究センターより「『指導と評価の?体化』のための学習評価に関する参考資料」が公表されました。本資料では、学習評価の基本的な考え?や、各教科等における評価規準の作成及び評価の実施等について解説しているほか、各教科等別に単元や題材に基づく学習評価について事例を紹介しています。本資料を参考とすることで児童生徒一人一人の学習評価及び、学習評価を含むカリキュラム・マネジメントを円滑に進めるための手がかりとなります。「指導と評価の?体化」を実現し、?供たちに未来の創り?となるために必要な資質・能?を育むためにも全教員必読の資料です。
目次
第1編 総説(平成29年改訂を踏まえた学習評価の改善;学習評価の基本的な流れ)
第2編 「内容のまとまりごとの評価規準」を作成する際の手順
第3編 単元ごとの学習評価について(事例)(「内容のまとまりごとの評価規準」の考え方を踏まえた評価規準の作成;学習評価に関する事例について)
巻末資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
生ハム
12
学習指導要領解説にはない、具体的な指導案と具体的な子どもたちの姿。そして、具体的な評価の判断基準。このような記述が見られたからB」「このような記述があったのでA」という判断の基準が大変具体的で、頼もしいです。予め、この単元で最終的に身につけてほしい力を具体的に想定することで、評価の効果が上がるんだなというのを改めて感じました。よく言われることですが、評価が終わりでなく、子供も教諭も、評価を活かしてより学びを深めていけるようにしていきたいですね。2021/07/27
家主
3
43B 主体的に学習に取り組む態度の評価方法についての校内研修資料を作るために読み込んだ。内容のまとまりごとの評価規準という言葉を自分は知らずにやっていた。動画資料も合わせて見てみたら、よりわかりやすい。2021/08/02