社会科教師の授業・学級づくり「仕掛け学」

個数:

社会科教師の授業・学級づくり「仕掛け学」

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月06日 21時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491040547
  • NDC分類 375.312
  • Cコード C3037

出版社内容情報

[学級経営]いい授業を成立させるための屋台骨
[教材研究]教師自身の問題解決学習
[単元構想]子どもが輝く授業をつくる道しるべ

だれかの「スゴイ」を、みんなの「スゴイ」にする!
授業づくりと学級づくり「16の仕掛け」
文部科学省教科調査官・小倉勝登先生の初の単著!
------------------------------------------------------------------------

授業時間は45分、しかし、授業の成否はその前に決している!

授業は、決して45分だけで語れるものではありません。いい授業には、必ずその根拠となる背景があるということです。
では、その背景とは何でしょうか?

一つは、学級経営(子どもとのかかわり)です。
“いい学級経営があってはじめて、いい授業が成立する”ということです。子どもとのかかわりがいいから、授業もよくなるという考え方です。
「そんなの、当たり前でしょ?」と言われれば、確かにそうです。教師と子どもたちのかかわりがいいから、子どもたちは安心して自分の力を発揮できる。認め合える学級風土があるから、安心して力を発揮できる。そのとおりです。
しかし、言うは易く行うは難し。そのような学級をつくるのは容易ではありません。ひとえに教師の毎日の取組やかかわりの積み重ねのなせる技だからです。

二つは、教材研究です。
“熱心に取り組んだ教材研究が、先生のいい授業を支える”ということです。学級の子どもたちを思い浮かべながら、子どもたちが興味・関心をもって、楽しく学べるように、思いをもって教材を開発する。その教材の子どもたちに与えるインパクトは、大人の想像を凌駕するものがあります。

三つは、単元を通して子どもの問題解決を描く単元構想です。
“子どもの問題解決的な学習を、見通しをもって描けていることが、いい授業を成立させる”ということです。
この三つの背景を踏まえ、行き着いた授業の本質は、次のとおりです。

授業は、仕掛けにあふれている

授業は、教師の意図的・計画的な営みです。45分の授業を参観しただけでも、その授業に至るまでの、または、その授業中の、教師の緻密な「仕掛け」の数々が見えてくるのです。
たとえば、教師が子供の発言に対して、
「どうしてそう考えたの?」
と問い返せば、子どもは自分の考えの根拠を語り出します。つまり、考えの背景が現れてくるわけです。
これは、教師の意図的な問い返しにより、子どもは自分の考えの根拠を語るようになる、根拠を語らせることで知識を活用する(目の前の学習と既習が結びつく)ようになるのです。

本書では、「学級経営」「教材研究」「単元構想」の三つのバランスのなかに仕組まれている「仕掛け」をたくさん紹介しています。
少しでも現場の先生方の元気と勇気とやる気につながれば幸いで

内容説明

だれかの「スゴイ」をみんなの「スゴイ」にする、16の仕掛け。

目次

第1章 子どもとかかわる8つの仕掛け(自分の考えていることを伝える;興味津々「あなたのことが知りたくてたまらない」というメッセージを送る;二つの日記で子どもとかかわる;1「×1」を「×35」に広げる;わたしのうれしいを、みんなのうれしいにする;みんなで力を合わせて問題解決する場面をつくる;子どもの言葉は、子どもに解説してもらう;子どもとの会話を楽しみ、会話で育てる)
第2章 教材を開発・吟味する4つの仕掛け(単元の学習内容をつかむ;問題解決的な教材研究;社会科だからこそできることを考える;指導計画を作成する)
第3章 学習内容をつかむ4つの仕掛け(学習指導要領改訂のポイントをつかむ;学習指導要領の読み方を知る;単元を通して授業をデザインする;三つの場面を丁寧に取り組む)
第4章 想定外を楽しむ(授業づくりは、仕掛け8割、本番2割;本番の授業の臨む前に知っておきたいこと;これまで学習したことをもとにしながら考える展開をつくる;授業は、子どもの都合でつくる;想定外は想定内、だから授業をおもしろがれる)

著者等紹介

小倉勝登[オグラカツノリ]
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官。昭和45年宮城県生まれ。平成4年から東京都の新宿区、大田区で小学校教諭、平成11年から東京学芸大学附属小金井小学校教諭、平成29年に東京学芸大学非常勤講師兼務を経て、平成30年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taku

1
「子どもとの会話を楽しむ」とか「自分たちで考えさせる効果」など新たに心がけていこうと思う内容があった。 授業の組み立て方についても参考になることがあった。2020/07/19

松村 英治

0
ご自身の実践を、失敗談も含めて紹介しながら、仕掛けの重要性を具体的に語る。 社会の学習指導要領の基本的なことも学べるので、社会1冊目にもおすすめ。2020/07/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16069622
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品