子どもたちをどう理解するか。―教師も楽になる新しい見方

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子どもたちをどう理解するか。―教師も楽になる新しい見方

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491040516
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3037

出版社内容情報

教育界のトップランナー「金大竜」
現在の教師観と児童観のすべてを明らかにするー


教師生活19年目・・・

24時間365日一生懸命で、そして有頂天になった10年
疑いをもち苦悩に挑んだ5年
新たな学問などに出会い大きく変化を迎えた4年

本書は、トップを走り続ける金大竜のさらなる新境地を描く。



「僕は子どもを愛しているのか…?」
「自分のこの考え方や判断は本当にこれでいいのだろうか…?」
「この指導は子どもの力を育めているのだろうか…?」
「子どもを壊していないだろうか…?」    

教育に絶対的な正解はなく、自分自身と目の前の子どもとの関係性、環境によって正解が変わる。
さらに正解も時間が経てば、正解でなくなることも…。

そう、教育は、大人が自分の考えで行うものではなく、子どもから教えてもらいながら行うことである。

そして何より学校教育で百点を取ることや完璧にこなすことは不可能だということ。
そしてすべての子どもにとって良い先生であることも不可能である。
これらを認めたとき、彼の考え方、教室での振る舞い、子どもへの言葉かけが変化した。

本書では、その教師の視点と、子ども理解に焦点をあて、これからの教育界のトップランナーの
見えているものを紹介する。

内容説明

自分自身の本心や限界を認めて、労わる。すると、子どもの見方が変わる。教師は「感情にYES、行動にNO」で伝える。やがて、子どもはあなたを受け止めてくれるだろう。教育界のトップランナー「金大竜」現在の教師観と児童観のすべてを明らかにする。

目次

第1章 教師の視点(教師が与える「観念」で子どもの未来が決まる;「そういうものだ」という教師が子どもをダメにする;教師も子どもも簡単には変わらない;なぜ、あの子はあの行動をするのか?;感情にYES、行動にNO;人の教育実践は真似てもうまくいかない!?;子どもが本当に欲しいものを知る;教師の限界を知ること・自分を労わること;教師の経済観念;頑張りすぎる良い子が苦しんでいる;問題行動は本当に問題なのか?)
第2章 子どもを理解する(遅刻をする子;片付けられない子;授業で発表しない子;授業中に話す子、立ち歩く子;給食を食べない子、食べ過ぎる子;忘れものをする子;嘘をつく子;大人びていく子)
対談 金大竜×坂口シオン

著者等紹介

金大竜[キムテリョン]
1980年生まれ。大阪市小学校教員。教育サークル「教育会」代表。各地のセミナーで講師を務めるほか、教師向けの雑誌等での連載など、意欲的に教育についての考え方や実践方法などを広く伝え続けている。ブログ「日本一ハッピーな学校をつくろう」において、日々のクラスでのできごとや実践を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

53
教師向けの本でしたが、もちろん親からの関わり方も参考になる点ばかりでした。結果を生む三角形や、この現象はこの思考・この創痍…など、一般的になかなか世に出てこないBPMのことを1番出している書籍ではないでしょうか。あくまで子どもについてなのだけど、これわたしのことだ!と思うことが何回も…自分の行動、言動、嫌に感じるポイントから色々探れて納得も多々。子どもへの向き合い方がガラッと変わりそう。ちょうど迷っていたので助かります。シオン先生についての説明がなく、シオン先生って誰?ってならないのかちょっと不思議^^;2022/04/12

りらこ

17
読んでいて何度も価値観のベクトルという言葉が浮かんだ。著者は子どもの行動をBPMという分析法で深層を考える。中心にその行動があり周囲を・物理的要因・現在の思考・無意識の領域の、3つのブロックに分けて分析するものだ。価値観は、実は物差しとして子どもたちに提示してしまった方が大人は楽だ。しかしそれを丁寧に自分でそのベクトルを見つけさせ、そのための手法を考えさせる。子どもたちは、自分自身を実は1番愛している。そこをきっちり押さえた上でこれらは成り立つのだろうと思う。2020/08/17

生ハム

10
金先生、そっちの方へ行ったのか・・・!という印象。 大変勉強になりますが、すこし薄ら寒さも感じました。ぶっちゃけると、ちょっと怪しげ、少なくとも自分は信じたくない「原理・原則」を示しています。が、それはそれ。金先生の子どもへの接し方、声のかけ方。変わらず勉強になります。「「周りの子が困るよ。」「親が困るよ。」と声をかけていましたが、本当に困っていたのは僕自身でした。」という文にハッとさせられました。子どもも、いきなりは変わらない。より良い方向を示しつつ、より良いクラスにしたい欲と折り合いを付けつつ。2020/05/19

Roko

10
”無意識の領域には自分ではコントロールできない心の傷がある” 親にわかってもらえなかったり、優しくしてもらえていないと思うと、それが心の傷として残ります。その心の傷が自分でも理解できない行動をしてしまうのです。授業中にしゃべってばかりいる子ども、遅刻ばかりしてしまう子ども、忘れ物が多い子ども、みんな心の中にある傷(不安)がそういう行動を呼んでしまうのです。”感情にYES、行動にNO”「寂しかったんだね」「苦しかったんだね」「先生に気がついて欲しかったんだね」と感情にYESが大事。#NetGalleyJP2020/05/18

Gyo

3
読了。教師の基準で〇や×をつけない。その行動の背景に気づかないといけない。頑張ったことをほめていると、頑張り続けなければ自分に価値がないと子どもは思う。頑張っても頑張っていなくても君はここにいていいんだよ、と言えるかどうか。2020/05/18

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