出版社内容情報
教育界のトップランナー「金大竜」
現在の教師観と児童観のすべてを明らかにするー
教師生活19年目・・・
24時間365日一生懸命で、そして有頂天になった10年
疑いをもち苦悩に挑んだ5年
新たな学問などに出会い大きく変化を迎えた4年
本書は、トップを走り続ける金大竜のさらなる新境地を描く。
「僕は子どもを愛しているのか…?」
「自分のこの考え方や判断は本当にこれでいいのだろうか…?」
「この指導は子どもの力を育めているのだろうか…?」
「子どもを壊していないだろうか…?」
教育に絶対的な正解はなく、自分自身と目の前の子どもとの関係性、環境によって正解が変わる。
さらに正解も時間が経てば、正解でなくなることも…。
そう、教育は、大人が自分の考えで行うものではなく、子どもから教えてもらいながら行うことである。
そして何より学校教育で百点を取ることや完璧にこなすことは不可能だということ。
そしてすべての子どもにとって良い先生であることも不可能である。
これらを認めたとき、彼の考え方、教室での振る舞い、子どもへの言葉かけが変化した。
本書では、その教師の視点と、子ども理解に焦点をあて、これからの教育界のトップランナーの
見えているものを紹介する。
内容説明
自分自身の本心や限界を認めて、労わる。すると、子どもの見方が変わる。教師は「感情にYES、行動にNO」で伝える。やがて、子どもはあなたを受け止めてくれるだろう。教育界のトップランナー「金大竜」現在の教師観と児童観のすべてを明らかにする。
目次
第1章 教師の視点(教師が与える「観念」で子どもの未来が決まる;「そういうものだ」という教師が子どもをダメにする;教師も子どもも簡単には変わらない;なぜ、あの子はあの行動をするのか?;感情にYES、行動にNO;人の教育実践は真似てもうまくいかない!?;子どもが本当に欲しいものを知る;教師の限界を知ること・自分を労わること;教師の経済観念;頑張りすぎる良い子が苦しんでいる;問題行動は本当に問題なのか?)
第2章 子どもを理解する(遅刻をする子;片付けられない子;授業で発表しない子;授業中に話す子、立ち歩く子;給食を食べない子、食べ過ぎる子;忘れものをする子;嘘をつく子;大人びていく子)
対談 金大竜×坂口シオン
著者等紹介
金大竜[キムテリョン]
1980年生まれ。大阪市小学校教員。教育サークル「教育会」代表。各地のセミナーで講師を務めるほか、教師向けの雑誌等での連載など、意欲的に教育についての考え方や実践方法などを広く伝え続けている。ブログ「日本一ハッピーな学校をつくろう」において、日々のクラスでのできごとや実践を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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