内容説明
創造性が育つ世界最先端の教育。標準化・画一化から創造性の育成へ。世の中の革命的変化に向き合うための「教育革命」の最前線!
目次
第1章 基本に立ち返る
第2章 新しいメタファーを見つける
第3章 学校を変える
第4章 生まれながらの学習者
第5章 教える技
第6章 学ぶべき価値があることとは
第7章 試験の問題
第8章 校長のための教育方針
第9章 家庭で教える
第10章 環境を変える
著者等紹介
ロビンソン,ケン[ロビンソン,ケン] [Robinson,Ken]
創造性とイノベーション、能力開発の第一人者として世界的に活躍。TEDカンファレンスでのプレゼンテーション「学校教育は創造性を殺してしまっている」は、TED史上最高の5000万再生超。英国ウォーリック大学で芸術教育の教授を務め、現在名誉教授。2013年に経営思想家トップ50人「Thinker 50」に選出
アロニカ,ルー[アロニカ,ルー] [Aronica,Lou]
編集者・作家
岩木貴子[イワキタカコ]
翻訳者。早稲田大学文学部、ダブリン大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みぽ
4
2020-13 子供が本来もっている創造性を殺さないためには、大人はその子なりのやり方で才能を伸ばす手助けをするべきだ。こう聞くと、伝統的な集団での知識偏重教育を否定しているようだが、そうではない。創造性には深い知識と高度な実践的スキルが必要と言っている。そう、バランスが大切なのだ。学校・親・子供の連携ができたら最も良いが、親でなくとも子供が信頼できる人の存在は重要かなと思う。子供の教育に黄金律はないが、その時その時一緒に考えていけたらいいなと思った。日本にもこれから教育の多様性がもっと増えるといいな。2020/07/12
K
3
TEDで史上最高再生回数を記録した「学校教育は創造性を殺してしまっている」のスピーカー、ケン・ロビンソンの著書。何のための教育か?という根本的な問いから論理を展開していく。実例も多く挙げながら、社会を見つめこれからの教育について論じたボリュームのある一冊。今のままじゃ何かいけない、という漠然とした違和感を持つ人が読むと、視界が開けると思う。2020/03/14
KK
3
少なく見積もっても50箇所以上は付箋だらけになる。世界中の成功事例とそこから読み取れるロビンソン氏の示唆の数々は一読に値する。2020/02/16
Yuki
3
そうだ!日本の教育は間違ってる!もっとクリエイティブなものにしないと。未来からの留学生の子供たちのために笑笑2019/08/23
youmaysay
1
テストによる評価を主軸とした画一的・標準的な教育を改めるべきというメッセージ。最もだとは思うけれど、教員の負担は確実に大きくなるので実現できるのかは?2022/08/16