出版社内容情報
本書は、ドイツサッカー協会のコーチングスタッフである著者が、現代サッカーにおいて大きなテーマの1つであるプレッシングを定義した指導書となっている。プレッシングとは何かが整理、明確化され、プレッシングの真髄に迫り、具体的なプレッシングスタイルを掘り下げ、それを達成するためのトレーニング方法、その際に頻繁に起こりうるミスアクションなどを紹介。今後5 年、10 年と変わらぬであろう現代サッカーの重要テーマに迫ったドイツサッカーの叡智を結集した1冊である。
内容説明
プレッシングは最強ドイツに学べ!各ポジション、局面、練習メニューなど、プレイヤーの動きを図解で掲載!ドイツのサッカー指導者対象、スポーツアカデミー24オンラインゼミナールの「プレッシング講座」待望の書籍化!
目次
第1章 プレッシング概論(プレッシングの基本―テーマへの導入;プレッシングの種類―ミドルプレッシング‐中盤における守備 ほか)
第2章 ミドルプレッシング(ミドルプレッシングの原則―ボール奪取戦術における分析;ミドルプレッシングの原則―ミドルプレッシングのバリエーションに対応するオプション ほか)
第3章 ハイプレッシング(ハイプレッシングの原則―ボール奪取戦術における分析;ハイプレッシングの原則―ボール奪取はどこで実行されるべきなのか? ほか)
第4章 ロープレッシング(ロープレッシングの原則―ボール奪取戦術における分析;ロープレッシングの原則―ロープレッシングをマスターするためのトレーニング)
著者等紹介
ペーター,ラルフ[ペーター,ラルフ] [Peter,Ralf]
ドイツサッカー協会指導者育成責任者。ドイツサッカー協会のコーチを務め、UEFA(欧州サッカー連盟)のA級及びプロライセンスにて指導者を指導している。ドイツサッカー指導者協会のトレーナー会議では、国内外を問わず講演を多数行い、人気を博している。ユースサッカー研究所においては、サイト記事の執筆及びクリニック講座も行っている。ドイツ国内において、数多くの書籍を出版し、DVDの監修も務めるとともに、サッカー雑誌『サッカー・プラクティス』においておよそ110もの記事も執筆している
須田芳正[スダヨシマサ]
慶應義塾大学体育研究所准教授。1967年生まれ。暁星小学校在学時にサッカーを始める。暁星高校卒業後、慶應義塾大学へ進学。その後、1990年から1992年まで東京ガスサッカー部、1992年から1993年まで浦和レッドダイヤモンズ、1994年甲府サッカークラブでプレーし、同年限りで現役を引退する。引退後は、順天堂大学大学院へ進み、フットサルと出会う。フットサル選手としては、2000年に日本代表に、その後日本代表コーチも務める。2004年から2007年まで、母校である慶應義塾体育会ソッカー部監督に就任。その後、オランダのCIOS(Centraal Instituut Opleiding Sportleiders)に留学し、オランダサッカー協会の2級及び欧州サッカー連盟B級の指導者ライセンスを取得した。帰国後、2011年より再び慶應義塾大学体育会ソッカ―部監督に就任
福岡正高[フクオカマサタカ]
Rot‐Weiss Essen(ドイツサッカー協会強化指定クラブ)指導者。1976年栃木県生まれ。鹿沼高校、同志社大学卒業後、2002年渡独し2004年よりケルンスポーツ大学に留学し、サッカー理論を学ぶ。2002年からAdler Dellbr¨uck U12~U19の監督を務める。2008~2009シーズンBergisch Gladbach U19(U19ブンデスリーガ国内最高リーグ参戦)でコーチを務め、その後同クラブトップチームでコーチ。2012年より、Rot‐Weiss Essen U9~U19にて監督、コーチを務める(育成部全てのチームがドイツ国内トップリーグ参戦)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- まわり道