出版社内容情報
新しい幼児教育のキーワード 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」。本書を読めば、幼児の10の姿が見えてくる!本書は、新しい幼児教育のキーワードである「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」について、その背景から10の姿とはどのようなものかについて解説しています。3歳児未満、3歳児、4歳児、5歳児、小学校1年の合計13の事例を掲載し、具体的な子どもの成長の様子などから、その姿が見えてきます。幼稚園教育要領、保育所保育指針等の改訂・改定のキーマンである、無藤隆先生はじめ、幼児教育のスペシャリストが執筆。幼児教育関係者、小学校関係者必読の1冊です。
目次 Contents
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
PROLOGUE 今後の幼児教育とは 1
第1章 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿とは 9
生まれた瞬間から始まる0歳児からの教育 10
これからの1歳、2歳の保育の在り方を考える 14
これからの幼児教育の在り方を考える 18
乳幼児期の子どもの教育の在り方とは 22
幼児期において育みたい資質・能力とは 26
幼児期にはどのような見方・考え方があるのか 30
幼児期の終わりまでに育ってほしい姿とは 34
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
?健康な心と体 38
?自立心 40
?協同性 42
?道徳性・規範意識の芽生え 44
?社会生活との関わり 46
?思考力の芽生え 48
?自然との関わり・生命尊重 50
?数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚 52
?言葉による伝え合い 54
?豊かな感性と表現 56
幼児期における「主体的・対話的で深い学び」の姿とは 58
幼稚園におけるカリキュラム・マネジメントとは 62
幼小接続とスタートカリキュラム 66
全体的な計画の作成の重要性
Column 1
保護者等に「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」についてどのように共通理解を図るか 74
第2章 事例 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿とその見取り 77
実践する上で,「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をどう意識していくか 78
事例1 3歳児未満 自分で気付き興味をもとう,納得いくまで探究しよう 82
事例2 3歳児未満 何だろう,不思議さの入り口 88
事例3 3歳児未満 イメージを身体や言葉で表現しよう 94
事例4 3歳児 友達と創り出す遊びの楽しさ 100
事例5 3歳児 安心して社会と触れ合う基礎となる体験を 106
事例6 3歳児 園児の学び合いを大切にしよう 112
事例7 4歳児 気付きを大切にし,自身をもって粘り強くやってみよう 118
事例8 4歳児 連続した遊びの中で「思考力の芽生え」を培う 124
事例9 4歳児 やりたいことに向かって繰り返し取り組む 130
事例10 5歳児 何個食べたのかな? 数えてみよう 136
事例11 5歳児 中当てをやってみよう! 142
事例12 小学校1年 「がっこうたんけん」 148
事例13 小学校1年 スタートカリキュラムから学校探検へ 154
Column 2
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が学力向上や社会で活躍する鍵になる?! 160
無藤 隆[ムトウ タカシ]
編集
目次
PROLOGUE 今後の幼児教育とは
1 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」とは(生まれた瞬間から始まる0歳児からの教育;これからの1・2歳児の保育の在り方を考える;これからの幼児教育の在り方を考える;乳幼児期の子どもの教育の在り方とは;幼児期に育みたい資質・能力とは ほか)
2 事例「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」とその見取り(実践をする上で、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をどう意識していくか;事例1・3歳児未満 自分で気付き興味をもとう、納得いくまで探究しよう;事例2・3歳児未満 何だろう、不思議さの入り口;事例3・3歳児未満 イメージを身体や言葉で表現しよう;事例4・3歳児 友達と創り出す遊びの楽しさ ほか)
著者等紹介
無藤隆[ムトウタカシ]
白梅学園大学大学院特任教授。1946年生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。お茶の水女子大学生活科学部教授、白梅学園大学学長、白梅学園大学大学院子ども学研究科長を経て、現職。平成29年の幼稚園教育要領・学習指導要領の改訂に際しては、文部科学省中央教育審議会委員・初等中等教育分科会教育課程部会長を努める。また、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の改訂に関する検討会座長として『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』の改訂にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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