深い学び

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深い学び

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491035024
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

「深い学び」徹底解明。活用・発揮を繰り返し、子供の知識が「駆動」する!新学習指導要領が打ち出したメッセージ、それはズバリこういうことです。“2020年代、日本の教育は「探究モード」へ転換する”。これからの授業は、個別バラバラの知識の単なる習得ではなく、習得した知識を繰り返し活用・発揮させ、バラバラだった状態から、相互につながり合い構造化されたり身体化されたりして高度化し、適正な態度や汎用的な能力となっていつでもどこでも使いこなせるようになる、まさに「駆動」しているような状態を目指す必要があります。本書は「主体的・対話的で深い学び」とりわけ、最も重要であるにもかかわらず、最もイメージしにくいと言われている「深い学び」を取り上げ、その具体を明らかにしていくことを試みます。連日数多くの学校に足を運び、新学習指導要領を伝え届けている田村学先生の現場感覚に裏打ちされた理論を、今まさに改訂を真っ正面から受け止め、新しい授業実践に立ち向かおうとしている先生方に贈ります。

◎Prologue 今期改訂を構造的に理解する
学習指導要領(平成29年3月公示)改訂・実施のスケジュール 
社会に開かれた教育課程
育成を目指す資質・能力
主体的・対話的で深い学び
1 「主体的な学び」を実現する
2 「対話的な学び」を実現する
3 「深い学び」を実現する

◎第1章 知識が「駆動」する
「深い学び」と資質・能力の育成
1 「深い学び」と「見方・考え方」
2 プロセス具現する「深い学び」
3 「深い学び」を知識中心に捉え直す
4 知識・技能の構造化
知識が「駆動」する
1 駆動する知識と汎用的能力
2 駆動する知識と「考えるための技法」
3 知識の関連付けと国際標準の学力
4 知識の関連付けと脳科学の知見

◎第2章 「深い学び」にアプローチする子供の姿
case1 中学校3年 理科 生命の連続性と生物の進化
case2 小学校6年 社会科 江戸幕府
case3 中学校1年 社会科 北アメリカ州
case4 小学校5年 家庭科 寒い季節の暮らし
case5 小学校3年 音楽科 楽しいリコーダー
case6 中学校2年 保健体育科 支え釣り込み足
case7 中学校2年 国語科 情報の整理と論の展開
case8 小学校1年 国語科 質問と応答
case9 小学校5年 総合的な学習の時間 外来生物と環境
case10 中学校3年 数学科 図形と相似
「深い学び」を仕掛ける教師
1 指導計画の作成
2 教材の研究
3 教師の指導

◎第3章 「深い学び」を具現する授業デザイン
「深い学び」のためのプロセスの充実 
プロセスを再検討する―「到達点の明確化」と「通過点の具体化」― 
豊かな「学び合い」の展開 
1 「学び合い」の必要性 
2 処理過程としての「学び合い」と思考ツール 
3 「学び合い」を充実する教師力 
3 「学び合う」ことと学力の向上 
確かな「振り返り」の実施 
1 「振り返り」の重要性 
2 終末に「振り返り」を行う子供の姿 
3 学習活動の終末のポイント 
4 文章を書いて振り返ること 

◎第4章 「深い学び」を支えるチーム力
「深い学び」のために必要な教師力
授業研究の質的転換
1 授業研究の価値
2 授業研究の課題
3 授業協議会の意識転換
4 固有名詞で語る
5 代案を提案する
6 協議の場をデザインする
7 授業研究が学校を創る
子供を見取り、授業を描く
1 「見取る力」を磨く
2 授業を描く

注/引用・参考文献
Epilogue「探究モード」への幕は上がった 
著者紹介 


田村 学[タムラ マナブ]
著・文・その他

内容説明

バラバラだったはずの知識が様々に結び付いた時、私たちは学ぶことの本当の意味を体験する。

目次

Prologue 今期改訂を構造的に理解する
第1章 知識が「駆動」する
第2章 「深い学び」にアプローチする子供の姿
第3章 「深い学び」を具現する授業デザイン
第4章 「深い学び」を支えるチーム力
Epilogue 「探究モード」への幕は上がった

著者等紹介

田村学[タムラマナブ]
國學院大學人間開発学部初等教育学科教授(文部科学省視学委員)。昭和37年新潟県生まれ。新潟大学教育学部卒業後、昭和61年4月より新潟県公立小学校教諭、新潟県上越市立大手町小学校教諭、上越教育大学附属小学校教諭、新潟県柏崎市教育委員会指導主事を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官。文部科学省初等中等教育局視学官として新学習指導要領作成に携わる。平成29年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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pengin

7
深い学びは生徒がいかに主体的に取り組むか。そして、実践例があったので、わかりやすかった。2023/08/17

Hachi_bee

6
pp.150-159のcase8「質問と応答」小学校1年国語科。ここで実践された「これはなんでしょうゲーム」は質問力をもの凄く上げるものと思う。それぞれの発達段階・成長段階にあわせてゲームをアレンジして、広い年代で実践したらよいのではないかと思った。2019/06/20

motoryou

5
再読。「深い学び」。学ぶことと生きることをダイレクトにつながるようにするってことだと思うけど。そういうのは、そもそも学校って生活から「学ぶこと」を取り立てて行うところ、みたいになっているところがあるんじゃないかな?なんて感じてしまう。学校で、その「深い学び」をしようとすると、学校そのものが変わっていくことも求められるような気がするなあ。どうだろう。2020/09/24

totuboy

5
主体的な学び、対話的な学びの二つは何となく授業でイメージできるが、深い学びとは何か。先の二つの学びとの関係はどうあるべきか、ということはいまいちわからない状態だった。田村氏はそもそも知識が活用され、学びになるとはどういう状態なのかをいくつかにパターン化し、説明している。具体的な事例も各教科、各学年にわたって紹介されており、非常にわかりやすい。また、「振り返り」の重要性を指摘している点も興味深い。自分の言葉で「書く」という行為がいかに有効なのかを改めて考えさせられる。2018/08/19

よしひろ

4
深い学びの原動力、杞憂知識の活用について理解が促進される一冊。2021/06/03

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