見方・考え方 国語科編

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  • サイズ A5判/ページ数 131p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784491034768
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3037

出版社内容情報

「資質・能力」に汎用性を与える「概念的な知識の獲得」。


そのために必要となる「問い」。


その「問い」を立てるには、「視点」(見方)が必要であり、知識を概念化するには「思考」(考え方)が欠かせない。


「見方・考え方」を働かせる授業は、子供の学びをどんどん豊かにする!


だから、変化の激しい社会を生き抜ける!使える能力が育まれる!

内容説明

「資質・能力」に汎用性を与える「概念的な知識の獲得」。そのために教材の「内容」と「形式」をバランスよく学び、自覚的に言葉の力を更新する必要性がある。そのとき「視点」(見方)が必要であり、知識を概念化する「思考」(考え方)が欠かせない。「言葉による見方・考え方」を働かせる授業は、子供の学びを確かにし、多様な価値観のもと、主体的に対話できる「豊かな言葉の使い手」を育てる!

目次

第1章 理論編「言葉による見方・考え方」とは(国語科の授業は何を学ぶのか;新学習指導要領と「見方・考え方」;「言葉による見方・考え方」を働かせた国語科の授業づくりに向けて)
第2章 座談会「言葉による見方・考え方」を働かせる授業とは(読むための「手段」;内容と形式のバランスはいかにあるべきか;「身に付ける」のか「働かせる」のか ほか)
第3章 実践編「言葉による見方・考え方」を働かせた国語授業(1年“文学”;1年“説明文”;2年“文学” ほか)

著者等紹介

中村和弘[ナカムラカズヒロ]
東京学芸大学准教授・学習指導要領小学校国語作成協力者。愛知県生まれ。川崎市内の公立小学校教諭、東京学芸大学附属世田谷小学校教諭を経て、現職。専門は国語科教育学。中央教育審議会・国語ワーキンググループ専門委員、言語能力の向上に関する特別チーム専門委員として学習指導要領改訂に携わる。文部科学省・教育研究開発企画評価会議協力者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ムーミン

9
新しくなる学習指導要領の中で、私が最も納得いかなかった部分「言葉による見方・考え方」。まさにピンポイントで、まとめられ、論じられているので、参考になりました。まだすっきりはしていませんが、少しだけ言葉が自分の中に落ちた気がします。2018/09/03

かるー

3
概念として漠としていた「見方 考え方」のところがすっきりした。人間は物事を理解するときに言葉が不可欠で、その言葉と言葉の関係や言葉と事象の関係をより深く使いこなせるような力を養うのが国語科教育に求められていることなのかな。コンテンツを読み込むことに躍起になっていた指導から脱却しなきゃですね。2024/08/13

にくきゅー

3
言葉による見方・考え方を見方と考え方に分けて考える。見方は着目点や学習用語、考え方は着目点や学習用語などをつかって実際に思考する過程。前者は静的で、後者は動的。ほんとうはこんな単純な話ではないと思うのだけど、自分の頭の整理のためにとりあえず。2018/02/17

森山洋輔

1
見方・考え方を働かせること→深い学びの実現につながるのである。2019/10/28

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