ブラック部活動―子どもと先生の苦しみに向き合う

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ブラック部活動―子どもと先生の苦しみに向き合う

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491033334
  • NDC分類 375.18
  • Cコード C0037

出版社内容情報

部活動問題を世に広く問い、一大議論を巻き起こしている著者が、数年間のエビデンス分析から部活動に潜む矛盾と社会構造を鋭く示す。部活動問題を世に広く問い、一大議論を巻き起こしている著者が、数年間のエビデンス分析から部活動に潜む矛盾と社会構造を鋭く示す。

内田 良[ウチダリョウ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育社会学。博士(教育学)。日本教育社会学会理事、日本子ども安全学会理事。スポーツ事故、組体操事故、転落事故、「体罰」、自殺、2分の1成人式などの「学校リスク」について広く情報発信している。ヤフーオーサーアワード2015受賞。運営サイトに、「学校リスク研究所(http://www.dadala.net/)」「部活動リスク研究所(http://www.rirex.org/)」がある。また、最新情報をYahoo! ニュース「リスク・リポート(https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/)」で発信。著書に『教育という病』(光文社、2015)、『柔道事故』(河出書房新社、2013)、『「児童虐待」へのまなざし』(世界思想社、2009。日本教育社会学会奨励賞受賞)などがある。

内容説明

「自主的、自発的な参加」に基づく、教育課程外の制度である部活動。しかし、生徒の全員加入が強制され、土日も行うケースは珍しくない。教師も全員顧問制が敷かれ、サービス残業で従事する学校は多い。エビデンスで見る部活動のリアルとは?強制と過熱化から脱却するためには?部活動問題の第一人者、渾身の一冊!週に3日2時間!土日は禁止!「ゆとり部活動」のすすめ。

目次

第1章 「グレーゾーン」を見える化する
第2章 自主的だから過熱する―盛り上がり、そして降りられなくなる
第3章 自主的なのに強制される―矛盾に巻き込まれ、苦悩する
第4章 強いられる「全員顧問」の苦しみ
第5章 教員の働き方改革―無法地帯における長時間労働
第6章 素人が顧問
第7章 過剰な練習、事故、暴力―苦しむ生徒の姿
第8章 先生たちが立ち上がった!
第9章 未来展望図―「過熱」から「総量規制」へ
座談会 部活動のリアル

著者等紹介

内田良[ウチダリョウ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育社会学。日本教育社会学会理事、日本子ども安全学会理事。スポーツ事故、組み体操事故、転落事故、「体罰」、自殺、2分の1成人式などの「学校リスク」について広く情報発信し、問題の火付け役としても貢献している。ヤフーオーサーアワード2015受賞。著書に『「児童虐待」へのまなざし』(世界思想社、2009。日本教育社会学会奨励賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

64
著者は日本教育社会学会理事、日本子ども安全学会理事で名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授の内田良先生。「強制」と「過熱化」に満ちた部活における現状の問題について、教育現場のたくさんの方々から苦悩の体験談や実情を踏まえ、その解決策と未来の展望についてまとめた一冊。月平均90時間の残業という「過労死レベル」の学校の先生の勤務実態を詳らかにしていています。その主な要因である部活動について、これは勤務認定に値すると個人的には思います。この時代、部活動が強制活動なのはもうナンセンスですね。。2025/04/02

たまきら

42
娘が中一になってワクワクしながら部活をはじめ、10月に疲れ切って退部するまでを思い出しました。非常に強いチームを維持するため「勝つため」練習や遠征に追われた日々。まるで一位でなければ許されないような状況でした。娘ですら疲れ切っていたのですから、先生へのプレッシャーはもっと強かったのではないでしょうか。楽しめない時間を強制されるぐらい馬鹿らしいことはありません。人材を育てるというよりも名声のための歯車のように先生や生徒を消費しているような部活はどうなんでしょう…?2025/05/08

38
性善説を拠り所とするシステムは早晩崩壊するというのがよくわかる。巻末の、声をあげた先生たちによる座談会は読ませるものがあった。教諭の本分は授業。授業を正当に評価する仕組みはできないものか。2023/03/05

マッキー

23
タイトルが気になったので読んでみた。確かに、将来プロになるわけでもないし一生その競技で食べていくわけでもない。だから部の実績よりも「楽しい」と思える環境を構築することがまず第一にあるのではないかと思える。そのためには週に4~5回の活動にとどめ、教師が顧問を務めやすくする形をとり、それ以上の練習を求めたいのであればスポーツクラブや教室に通うべきであると私は感じる。あくまで「自主的な活動」であるから、体罰や親の介入なんて、もってのほか。甲子園やインターハイに行くような部以外は、まったりのんびり行こう。2018/02/18

Riopapa

21
この提案を実行に移すとなると,教員と保護者からの抵抗がすごいだろうということは予想できる。パラダイムシフトを起こす必要がある。2017/10/09

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