内容説明
青年教師は小学校教員となって六年目。国語の授業は一通り進められるようになったものの、自分の授業や子どもの学びが十分なものなのか、確信を持つ事ができずにいた。そんな折、青年は長崎に出会う。長崎が青年に示したのは、教材の読みが楽しくなる解釈からはじまる、子どもが考えたくなる・話したくなる授業づくりだった。長崎の導きに沿い、青年は教材研究の楽しさに引き込まれていく―学年別主要教材を徹底解説!
目次
第1章 文学教材をどう読むか(文学教材での教材研究のポイント;「スイミー」(2年)を例に ほか)
第2章 本格的な教材研究のレッスン―「海の命」(6年)をどう扱うか(「海の命」(M社版)と「海のいのち」(T社版)
「語り手」の存在 ほか)
第3章 学年別・文学の教材研究(「たぬきの糸車」1年―実は、主役は「きこり」だった!?;「お手紙」2年―「しあわせ」のキューピットは「かたつむりくん」 ほか)
第4章 文学の教材研究に求められるものとは―対談(教材研究のための発想源とは;教材解釈の観点は多様である ほか)
著者等紹介
長崎伸仁[ナガサキノブヒト]
創価大学大学院教職研究科教授、同研究科長。兵庫教育大学大学院修士課程修了。大阪府公立小学校教諭、大阪府教育委員会指導主事兼社会教育主事、大阪府公立小学校教頭、山口大学教育学部助教授、同教授、同附属光小学校長、創価大学教育学部教授を歴任して現職。国語教育探究の会代表、全国大学国語教育学会理事
桂聖[カツラサトシ]
筑波大学附属小学校教諭。筑波大学非常勤講師兼任。山口大学教育学部卒業、放送大学大学院文化科学研究科修了。山口県公立小学校教諭、山口大学教育学部附属山口小学校教諭、広島大学附属小学校教諭、東京学芸大学附属小金井小学校教諭を経て現職。日本授業UD学会理事長、全国国語授業研究会理事、国語教育探究の会会員、全国大学国語教育学会会員、日本LD学会会員、教師の知恵.net事務局、光村図書国語教科書編集委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴー
あいひさん
Koichi Hashioka
松村 英治
W3_negimamire