子どもが変わる授業―算数の先生が教える授業づくりの秘訣

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491030883
  • NDC分類 375.412
  • Cコード C3037

内容説明

教師の子どもの見方、授業づくりの考え方―変化は「少しだけ」でいい!発問、板書・ノート指導、宿題の出し方、そして授業中の子どもとの接し方…全国の先生&各メディアが絶賛!教師にとって本当に大切な「心のもち方」

目次

第1章 変化は「少しだけ」のほうがいい―「子ども」が変わる(子どもをやる気にさせたいときの落とし穴;「苦手な問題は全体の2割」が頑張りたくなるコツ ほか)
第2章 だから、子どもが動きたくなる―「クラス」が変わる(授業中の子どもは、どんな気持ち?;まずは、クラスの雰囲気をほぐすことから ほか)
第3章 「何のために」を考えてみると…―「授業」が変わる(子どもの素直さを取り戻す授業;問題場面を頭の中でイメージする ほか)
第4章 子どもが楽しいのはどんなとき?―「活動」が変わる(身近な教材だから、子どもが素直に考える;九九遊び―アンラッキーナンバーを言ったらアウト ほか)
第5章 あえて「逆のこと」を試してみる―「教師」が変わる(「子どもってすごい!」と感じた授業;「先がわからない」からこそ感動が生まれる ほか)

著者等紹介

田中博史[タナカヒロシ]
1958年山口県生まれ。1982年山口大学教育学部卒業、同年より山口県内公立小学校3校の教諭を経て1991年より筑波大学附属小学校教諭。専門は算数教育、授業研究、学級経営、教師教育。人間発達科学では学術修士。筑波大学人間学群教育学類非常勤講師・共愛学園前橋国際大学非常勤講師・全国算数授業研究会会長・基幹学力研究会代表・日本数学教育学会出版部幹事・学校図書教科書「小学校算数」監修委員。また元NHK学校放送番組企画委員として算数番組「かんじるさんすう1・2・3」「わかる算数6年生」NHK総合テレビ「課外授業ようこそ先輩」などの企画及び出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

草食系教師

3
「こうすれば子どもはこう動くよ」ということよりも「自分から動きたくなる仕掛けを作る」という教師の考え方が書かれています。私にとってのキーワードは「対話」と「観察」。今年度のテーマだと思っています。2015/04/02

椎茸嫌い

1
やはり「まぁ、これくらいはいいか」と妥協しない人が高みに上り詰めていくんだな。田中先生も褒められた時に当てはまっていない子や、子供のふとした行動から自身の実践を真摯に振り返り、改善を行い続けた方だということがよくわかる。テクニックより、考え方と真摯な姿勢に感動。時折読み返して自戒したい本。2021/08/16

teihen

1
教師じゃないけど読む。まさに、教育のプロの本だった。この人の教育方針を日本の全教育者が、まずマネてみればいいと思った。教育者は必ず読むべきだし、普通の社会人が読んでも、すごく勉強になる。教育、指導の際に使えるネタ、考え方のヒントがたくさんある。2015/09/12

ダックス

0
教師がずっと見ている姿は、もしかした子供の本当の姿ではないかもしれないという疑いをもつ必要があることがわかった。2016/10/31

道錬

0
子供と同じ目線にたって授業を行うことについて、意識的にも無意識的にも必要だと感じた。2016/08/22

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