目次
1 算数の話し合いづくりを支える教師の考え方(話し合いでめざすもの;算数の話し合いとは? ほか)
2 「問い」を軸に、話し合いを組織していく(自ら話し合いに参加する姿を引き出す;「問い」の焦点化と共有化を図り、話し合いをつくる ほか)
3 子どもの思いや考えを大切にして、学級全体の話し合いをつくる(学級全体の話し合いを組み立てる;教室の仲間に働きかける話し合いをつくる ほか)
4 「問い」を軸に、ペアや少人数で話し合う活動を組む(ペアや少人数における話し合いをつくる;ペアや少人数で話し合う活動を問い直す ほか)
5 学級全体の話し合いの中で、書く場を設定する(学級全体の話し合いの中で、書く場を設定する基盤;学級全体の話し合いの中で、ペアや少人数で話し合う場&書く場を設定する ほか)
著者等紹介
中村光晴[ナカムラミツハル] 
北海道小樽市生まれ。北海道教育大学岩見沢校卒業。札幌市立伏見小学校、札幌市立星置東小学校、札幌市立円山小学校を経て、現在、札幌市立山の手南小学校に勤務。全国算数授業研究会幹事、基幹学力研究会世話人、北海道算数数学教育会小学校部会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうゆう
8
          
            そもそも算数の授業での話し合いとは何か。そんな疑問から手に取った本だが、実践も紹介されていて、とても読みやすかった。まずは、子どもたちに「問い」をもたせることを意識していく。「〇〇さんの気持ち、分かる?」「困ったよ、という人?」などの声かけは自分も真似していきたい。2019/09/01
          
        jotadanobu
0
          
            再読。最近話し合いが学級で機能することが多くなってきた。その要因は何にあるのか。自分の手立てにあるのか、学級の状態にあるのか、、もちろん複合的ではあると思うが、どこから来ているかは日々分析していかなければならない。その時に足場となる考え方を確認したいと再読した。一番は、子どもの考えをどの順に取り上げ構成していくかという所。どこまで導くのか、実践のなかで掴めるよう本書にはしばらく何度も帰って来ることになると思う。2017/09/30
          
        Taka
0
          
             算数の授業における話し合い活動で、手を挙げる子が限られてしまう、話し合いが進むにつれ雰囲気が重くなるなどの悩みをもっている先生はいませんか。   ポイントの一つは、 子どもの内面に「問い」が生まれるような揺さぶり。 指導書にありがちなガチガチの問題解決型授業から、愉しい話し合いが生まれるスタイルへの転換が図れそう。2014/08/01
          
        jotadanobu
0
          
            再読。 話し合いには、大条件として、子どものなかに「問い」(そこまでいかなくても不安定な状態を作り出すことでもよい)をもたせることが不可欠。 更に、友達の考えを読み取る時や、問題をイメージする時、習熟をはかる時などに、特に有効にペア活動が有効となるということがわかった。 いつでも何でもペアでは、慣れはするが、マイナスの慣れが生じてしまう。 いつどのタイミングで話し合いを仕掛けていくのか、あとは実践のなかで掴んでいくしかない。2015/10/05
          
        

              
              

