「ボクにもできる」がやる気を引き出す―学ぶ意欲を捉え、伸ばすための処方箋

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491028309
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

内容説明

子どもの本当の意欲がわかる「自己効力測定尺度」の恐るべき威力とは?意欲を引き出す7つの秘密とは?『学ぶ意欲の処方箋』待望の全面改訂版。

目次

第1章 意欲とは何か(やる気とは、行動だけに表れるものなのか―学ぶ意欲を捉える難しさ;意欲がある生徒は誰だ?―昆虫少年たちが示唆するもの;学ぶ意欲を捉える新しい視点;自己効力は意欲を捉える切り札;自己効力を引き出すには何が必要か)
第2章 新しい意欲の捉え方―測定尺度が可能にする分析的な把握(測定尺度とは何か;自己効力を捉える基礎理論とは何か;自己効力測定尺度とは何か;メタ認知測定尺度とは何か;社会的関係性測定尺度とは何か;学習方略測定尺度とは何か;測定尺度を用いる上での留意点)
第3章 測定尺度の驚くべき威力とその魅力―診断的評価への誘い(学年進行とともに学ぶ意欲が低下していったA地区;涙の別れをしながら学校を去ったH教諭のB組;学級崩壊してC組の自己効力;脅威の伸びを見せたD県E町の「意欲を引き出す」挑戦;効果が認められなかったH高等学校のSSH)
第4章 意欲を引き出す7つの「なぜ」(目標の提示は、なぜ意欲を引き出すのか;リズムやテンポは、なぜ意欲を引き出すのか;ホンモノとの出会いは、なぜ意欲を引き出すのか;褒めると、なぜ意欲を引き出せるのか;主役にすることが、なぜ意欲を引き出すのか;適切な「評価」は、なぜ意欲を引き出すのか;学習方法が、なぜ意欲を引き出すのか)
第5章 意欲を引き出す新たな視点(なぜ教育先進国フィンランドは基礎・基本を重視するのか;意欲を引き出す学習指導案はあなたに;「関心・意欲・態度」の評価はどうあるべきか;大胆な発想による授業展開を;おわりに―教師の「私にもできるかもしれない」が最も大切)

著者等紹介

鈴木誠[スズキマコト]
博士(教育学)。北海道大学高等教育推進機構教授、大学院理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座科学教育研究室教授。1956年東京生まれ、広島育ち。専門は意欲(自己効力)の構造解析、フィンランドの教育課程と学習指導、及び教科書や入試の分析、解剖学(両棲綱無尾目)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shuhei Isohi

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すごく読みやすい。指導案作成の参考のために読んだけど,それ以上の収穫があった。もう1回しっかり読み込んで,内容をしっかり理解したい。2014/03/20

butuzemi3ken

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自己効力:「何か課題に直面したとき、その課題を自分の知識や技能などによってうまく処理できるかい否か、学習への能力についての自信や信念」自己効力が学ぶ意欲と密接に関わっていることは明らかになっています。その自己効力、そして学ぶ意欲を高めるためにはどうしたらいいか、大きなものから小さなことまで、筆者の研究や体験等にもとづいてちりばめられている。「関心・意欲・態度」で困ってたらぜひこの本を開くべき。教育者だけでなく親にも読んでほしい一冊。教員志望者も必読!2012/09/29

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