内容説明
本書は、子どもの「絵」の見方を通して「教育」を見つめる本です。小学校や幼稚園の先生方、保育士の方、教師になったばかりの方、保護者の方、先生をめざしている学生さんに贈ります。子どもたちが生み出したかけがえのない作品は、きっと子どもの素晴らしい世界を見せてくれることでしょう。題材の事例集、指導や評価の参考資料としても、役に立つでしょう。
目次
Prologue 子どもの絵から見えてくる「世界」(大人の「見方」を問い直す;子どもの「見方」を取り戻す)
1 子どもの「作品」を見る(「子どもの声」を聞く;「作品の評価」と「作品からの評価」 ほか)
2 子どもの「絵」と出会う(1日;水玉もようのヒョウ ほか)
3 子どもの「絵」の背景を考える(文化や発達を押さえる;子どもと題材)
Appendix 絵から生まれる「対話」(子どもの絵と一緒に子どもと語り合う;子どもの絵のギャラリートーク ほか)
著者等紹介
奥村高明[オクムラタカアキ]
文部科学省教科調査官。宮崎県内の小中学校教諭、附属小学校教官、宮崎県立美術館学芸課主査などを歴任後、現職。新学習指導要領図画工作科の作成に携わり、全国各地で講演や研修会講師などを行っている。専門は図画工作教育、鑑賞教育、美術館との連携事業など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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