目次
第１章 国語教育におけるリテラシー教育の構築―原理・目標（方言・地域語にみる言語文化の諸相―地域社会の生活と造語力；国語教育研究のメディア論的転回 ほか）
第２章 近未来のリテラシー教育―内容・能力（文学的文章におけるＣｒｉｔｉｃａｌ Ｒｅａｄｉｎｇについて―ＰＩＳＡ型「読解力」における「熟考・評価」の方法；説明的文章の学習指導におけるリテラシーの地平―テクストを生産する読者の育成を中心に ほか）
第３章 リテラシー教材の深みと広がり―媒体・教材（変容する『一寸法師』―その変化をたどって；「読書共同体」作りの課程における手引きの機能 ほか）
第４章 リテラシー育成にむけた単元の開発―実践（みんなで作ろう「虫類図譜」―言葉を絵と文章で表現する活動；抽象的思考への導入―単元「比べて読む・比べて考える」「言葉比べ」 ほか）
第５章 リテラシーの学びへの視座―学習者（大学初年次生の「語句の知識」と「語句を適切に使う力」；民俗文化としてのリテラシー ほか）
著者等紹介
桑原隆［クワバラタカシ］
１９４４（昭和１９）年８月２９日、静岡県磐田郡浅羽町に生まれる。東京教育大学教育学科卒業後、同大学院博士課程を単位取得退学。同助手、都留文科大学講師・助教授を経て、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。全国大学国語教育学会・日本国語教育学会・日本読書学会常任理事。博士（教育学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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