内容説明
この地球における生物すべての営み、そして、その営みを支えている自然の事象は、子どもたち一人一人にとって、すべて学びの対象となり、学びの場となる。しかし、自然界の長である人類は、己の豊かさ、己の便利さを追求するあまり、己を育んでくれる自然界のバランスを崩しつつある。我々大人は、そのことに重きを置き、やがてこの地球を支えるべき大人の育成に務めなければならない。今ある子どもたちが地球人として生きるために。
目次
序章 地球にやさしく、人にやさしく―エコロジーフェスティバルへの道
第1章 環境を学ぶとは?―環境教育でめざすもの
第2章 つながり、広がる子どもたちの環境へのアプローチ(授業実践編)
第3章 BIG PROJECT “ECOLOGY FESTIVAL ’98” Making Success Story
第4章 自分たちの未来を描く子どもたち 十年後の約束―Think Globally Act Locally それは、人から、地域から
付録 劇「十年後の約束・特別編」脚本・環境シンポジウム全記録