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出版社内容情報
オタク,ブルセラ,イジメ…,いまを生きる少年少女たちはもはや大人の理解することのできない・異界・の住人なのか? 本書は,少年少女の生態を単に新奇な現象の次元でとらえるのではなく,従来の社会化論やパーソナリティ論に新たな課題を提起していく。
目次
序章 社会化異変の諸相―なぜ、いま少年少女の「異界」探索なのか
第1章 子どもと家族コミュニケーションの変容―「コミュニケーション」に失敗した大人たちの責任とは
第2章 学校を脱構築する子どもたち―なぜ教師は精神的に疲れるのか
第3章 都市の祝祭空間に生きる子ども―なぜ少年は都市に群れるのか
第4章 消費社会と「親子」探しゲーム―なぜ少年少女はナルシスティックになったのか
第5章 団塊親の幻想性の意味するもの―ブルセラ女子高生の背後に透ける親子関係
第6章 メディア社会と子ども論のジレンマ―なぜ子どもは見えないか
第7章 「現実」規定形式としてのメディア―少年少女たちのリアリティ変容はなにを暴きだしたか
第8章 教育システムのメディアとしての子ども―子どもはなぜ閉じこもるのか
第9章 社会化ポストモダンの曠野より―なぜ子どもたちは社会化されないか
第10章 文化変容と青少年の社会化―なぜ青少年は「異文化」なのか