内容説明
最近の子どもは遊びを知らないと、よく大人たちがいいますが、これは決して子どもの責任ではありません。子どもたちの遊びは、遊びの場で、工夫して創造しますが、その遊びの中で、経験上誰もがよい遊びと考える遊びは後に残ります。遊びを子どもが創造するといっても無から有を生ずることは大変困難なことです。今まで大勢の子どもが遊び、そして教師が指導し助言してきた運動遊びこそが、子どもの運動遊びの基礎・基本であると信じます。その基礎・基本を重視して若干の発展性を工夫したのが本書の運動遊びです。あらゆる種類の器具や用具・遊具施設などを用いて遊び、基本的事項から応用変化までを工夫しております。
目次
序章 幼児教育と運動遊び
1章 幼児の発達と運動遊びの意義
2章 幼児の運動遊び(施設や遊具の機能と役割;固定施設による運動遊び;大型遊具による運動遊び;小型遊具による運動遊び;手作り遊具による遊び)
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