内容説明
戦後の代表的な研究を知る待望の日本史論文ライブラリー。室町幕府、中央と在地、都市と交通、対外関係などを柱に、室町時代の豊かな社会のあり方を究明、地域史研究の視点で追究した論文など17論稿を収録。
目次
第1章 室町幕府(室町殿と天皇;徳政としての応安半済令 ほか)
第2章 在地社会(戦国期における在地法秩序の考察;戦国時代の村落 ほか)
第3章 都市と交通(中世京都における寺院と民衆;室町中期における飢饉と民衆 ほか)
第4章 対外関係(一五世紀における朝鮮人漂流人送還体制の形成;室町・戦国期の将軍権力と外交権―政治過程と対外関係 ほか)
著者等紹介
久留島典子[クルシマノリコ]
1955年生まれ。1981年東京大学大学院人文科学研究科博士課程(国史学専攻)中途退学。現在東京大学史料編纂所教授
榎原雅治[エバラマサハル]
1957年生まれ。1983年東京大学大学院人文科学研究科博士課程(国史学専攻)中途退学。現在東京大学史料編纂所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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