内容説明
本作は、幕末期から明治・大正・昭和(前期)までの「近代日本」における奇術の歴史、奇術師列伝、西洋奇術演目図説、日本奇術興行資料図録、奇術書目録、参考文献一覧をまとめた史料である。
目次
第1部 近代日本奇術の歴史(奇術史研究のあゆみ;幕末奇術史(幕末期) ほか)
第2部 近代日本奇術師列伝(吉田菊五郎;アサヒマンマロ ほか)
第3部 西洋奇術演目図説(西洋奇術の演目について;西洋奇術演目一覧 ほか)
第4部 資料編(日本奇術興行資料図録(明治・大正・昭和前期)
日本奇術書目録(明治・大正・昭和前期))
著者等紹介
河合勝[カワイマサル]
1945年愛知県蒲郡市生まれ。三重大学教育学部卒業。元愛知江南短期大学教授。奇術史研究家。奇術史文献収集家。第15回FISMローザンヌ大会(スイス)に出演。単著『日本奇術演目事典』(日本奇術博物館)で第15回日本自費出版文化賞大賞、共著『日本奇術文化史』(東京堂出版)で第27回日本奇術協会賞を受賞
長野栄俊[ナガノエイシュン]
1971年石川県小松市生まれ。金沢大学大学院文学研究科修士課程修了。福井県文書館職員(福井県立図書館兼務)。歴史研究者。『日本奇術文化史』(東京堂出版)で第27回日本奇術協会賞を受賞
森下洋平[モリシタヨウヘイ]
1988年静岡県島田市生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。奇術史研究家。奇術愛好家。サーカス学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。