内容説明
宇宙を目指す人類の歩みは、太古の昔、人々が夜空を見上げ、謎と神秘に満ちた宇宙に憧れを抱いたところから始まります。やがてコペルニクスやガリレオが「地動説」を唱え、ニュートンの万有引力の法則を経て、2度の世界大戦、米ソ冷戦で宇宙探査の技術は飛躍的に発展。宇宙探査は、現在の国際宇宙ステーションのように各国共同で行う国際的な事業となりました。本書では歴史的な背景を紹介・解説すると共に、さらに宇宙観光旅行やスペースコロニーなどといった近未来の計画までを余すところなく紹介。人類の努力と情熱、技術革新の歴史を、米スミソニアン博物館やNASA所蔵の貴重な資料をもとに丁寧にたどる決定版です。
目次
1 宇宙探査の基礎を築く
2 第2次世界大戦が宇宙探査への道を開く
3 宇宙探査を実現する
4 宇宙時代の幕開け
5 月への競争
6 新たな国々、そして新たなミッション
7 スペースプレーンと軌道ステーション
8 魅惑の赤い惑星
9 火星の先へ
10 地球からの旅立ち
著者等紹介
ローニアス,ロジャー・D.[ローニアス,ロジャーD.] [Launius,Roger D.]
元NASA主任歴史学者。1954年米イリノイ州ゲイルズバーグに生まれる。1976年アイオワ州のグレースランド大学を卒業、専攻は歴史学。ルイジアナ州立大学で歴史学の修士号および博士号を修得したのち、アメリカ空軍にて歴史学者として勤務、その後NASAへと移る。軍関係者、学会、一般の人々向けの講演を行うほか、アメリカ国内の数ヵ所の大学で教鞭をとる。米国宇宙航行学会(AAS)会員。著書、論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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