ゲラーさん、ニッポンに物申す

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784490209952
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本社会のさまざまな問題点について、東京大学名誉教授のロバート・ゲラーさんが鋭くメスを入れる。日本社会のさまざまな問題点について、東京大学名誉教授のロバート・ゲラーさんが鋭くメスを入れる。「地震予知」をめぐる真っ赤なウソ、アカデミズムの世界における不正問題、骨抜きの受動喫煙対策、英語力が身に付かない英語教育などを正面から取り上げ、徹底論破。
ユニークな日本論であり、また社会にはびこる「不正」「欺瞞」を暴き出し、科学者として冷静な分析を行いながら痛烈な批判を加える本書は、読み物として面白いだけでなく、私たちに新たな視点を提供してくれる。
また母国アメリカの、いわば「ダークサイド」に光を当てた「日本人の知らないアメリカの正体」では、新たなアメリカ像を描いてみせている。
「タブーもしがらみもない」ゲラーさんは、国の巨大な研究機関であろうとマスコミであろうと、批判すべきものは批判するスタンスであらゆる問題に鋭く切り込む。読者は本書を通して、「新たな事実」を知る面白さに加え、著者のそういった姿勢に胸がすく思いがすることだろう。


第1章 「地震予知」という幻想
第2章 止まらない研究不正
第3章 年間一万五〇〇〇人が受動喫煙で死亡する日本
第4章 「使えない」英語教育
第5章 知られざるアメリカの正体

ロバート・ゲラー[ロバート・ゲラー]
著・文・その他

内容説明

人気の熱き論客・科学者がニッポンの「隠れた大問題」に鋭くメスを入れる!地震学者によるユニークな日本論!

目次

第1章 「地震予知」という幻想(自然科学の限界;誰も予想できなかった東日本大震災と熊本地震 ほか)
第2章 止まらない研究不正(京都大学iPS細胞研究所で起きた研究不正;論文の共著者の役割分担 ほか)
第3章 年間一万五〇〇〇人が受動喫煙で死亡する日本(骨抜きにされた「タバコのないオリンピック」;小池百合子・東京都知事はどこまでタバコを規制できるのか ほか)
第4章 「使えない」英語教育(なぜ日本の英語教育は使いものにならない?;外国人旅行者四〇〇〇万人時代の日本 ほか)
第5章 知られざるアメリカの正体(歴史好きの理系学生だった頃;おカネは「ファンジブル」である ほか)

著者等紹介

ゲラー,ロバート[ゲラー,ロバート] [Geller,Robert]
1952年アメリカ・ニューヨーク市生まれ。1977年カリフォルニア工科大学地球惑星科学研究科博士課程修了(Ph.D.)。カリフォルニア工科大学地球惑星科学研究科特別研究員、スタンフォード大学地球物理学科助教授を経て、1984年より東京大学理学部(当時)助教授、1999年より同大大学院理学系研究科教授。2017年3月に定年退職、同年6月に東京大学名誉教授称号取得。東京大学で初めての任期なし外国人教員。主要研究テーマは、地震波動論および地球3次元内部構造推定、地震予知・予測の可能性の有無。テレビや新聞・雑誌など、メディア、講演会でも積極的に発言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

入道雲

12
日本人は、おかしな事を当たり前とし、何も問わない癖がある。 そんな事をゲラーさんは教えてくれる。 日本人自身が書いて指摘出来てないのが恥ずかしい。2020/07/17

Ryoichi Ito

8
現在の科学では地震予知はできない,政府が毎年出しているハザードマップは「ハズレマップ」だ,ということを30年近く前から主張している地震学者。東大で,寺田寅彦,竹内均から続いた講座の教授を務めた。2017年定年退官。偶然だが,寺田も竹内も地震予知はできないと言っていた。お雇い教師ミルンが地震学会を発足させてから百数十年,宇宙の起源まで議論できるのに地震のことになるとさっぱりわからないというのはどういうことか。地震という極めて重要な問題について主流派を批判するのがゲラー氏だけというのも情けない。2018/12/28

newman

6
研究不正などついても書いていますが、やっぱり一番書きたかったのは専門の「地震予知はできない」ということだと思う。本当ににそうなのだろうかと思いながら読みました。確かに、神戸も熊本も地震はないと言われていたところだったと聞いているしそのとおりなのかも知れません。防災のあり方は、「南海トラフ巨大地震」などへの予算の重点的な資源配分から「いつでもどこでも不意打ち地震」に備えることに切り替えるべきだと言っています。日本だけでなく世界中どこでも理系教育は専門科目に偏りすぎ、人間としての育成が足りないともありました。2020/09/23

めっかち

3
 南海トラフ地震臨時情報が発令されてる今こそと、手に取り部分読み。やっぱり地震余地は「できません」ね。誤解を避ける為に書くが、ゲラーさんは南海トラフ地震が起きないとは言ってない。日本列島では、いつどこで大地震が起きてもおかしくないと言っている。あと「そこまで言って委員会」で見てる時から気付いてたが、ゲラーさんは相当に強い左翼だね(笑)。まぁ他国の事に口出しはしないが、ゲラーさんは日本国籍をお取りになったということで、一応指摘させてもらう。尤も科学に思想は関係ないので、地震学に関し今後も参考とさせて頂く。2024/08/13

こたちゅう

1
地震予知を中心に、様々なテーマについて明快な主張をしておられる。海外との比較などの点でも参考になる知見があり、面白かった。流石というか、外国人の方なのに日本語の文章が分かりやすい。よっぽど頭のいい方なのだろうと思った。2020/05/19

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