イスラーム基礎講座

個数:
  • ポイントキャンペーン

イスラーム基礎講座

  • 渥美 堅持【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 東京堂出版(2015/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 44pt
  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2024年04月30日 10時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784490209129
  • NDC分類 167
  • Cコード C0036

出版社内容情報

佐藤優氏推薦!「イスラームについて知るには、この本を超えるものはない」 国際情勢・歴史を理解するための必読書!

イスラームを歴史、宗教、生活、しきたり等多彩な視点から詳説。圧倒的な情報量とわかりやすい解説で、学生から愛好家、専門家まで幅広いニーズに応える。過激派組織ISをはじめ国際情勢の最新の分析も。国際情勢・歴史を理解するための必読書!(本書は、1999年刊行の『イスラーム教を知る事典』を、現代の国際情勢に合わせ、新たな項目を加筆したものです。)

序 イスラーム教理解のために

1 アラブ人の思考と行動様式
   風土が生み出したアラビア民族の思考性/なぜアッラーはアラブ人を選んだのか/
   思考と行動様式の源泉―風土と歴史・沙漠/酷暑と乾燥を利したアラブ人の戦法、ほか

2 イスラーム教の降誕と預言者時代
   アラブ人はどこから来たか/沙漠で生きていくための必要不可欠な能力/
   ムハンマドとイスラーム教の誕生/至上の音楽クラーン/
   原イスラーム教国の出現/正統カリフ時代/
   誕生した抗争の二大勢力、ほか

3 多様化し拡散するイスラーム世界
   生きるための征服の開始/拡張、定着、そして分裂するアラブ・イスラーム世界/
   教徒にとって法とは何か/礼拝所での一日/金曜礼拝は連帯意識の認識、ほか

4 雑学イスラーム教案内
   中東世界の中における宗教の共存/「干渉されず、干渉せず」の世界/
   断食の行に見られる実例/礼拝所(モスク)は神社や寺院ではない/
   必要ならモスクの破壊、巡礼の中止も許される/
   イスラーム教徒の生活――誕生と幼児期・割礼・教育・男女交際と結婚・葬儀・六信と五行・ジハード、ほか

5 今日の中東世界とイスラーム教
   イスラーム脅威論のはじまり/「アラブの春」は民主化運動か/
   近代国家の概念との対立に直面する中東世界/イラン・イスラーム革命の衝撃/
   イスラーム過激派の特徴/「イスラーム国」を読み解く、ほか

補足解説
用語の手引き

【著者紹介】
1938年、北海道に生まれる。1964年、拓殖大学政経学部卒業。卒業後エジプト共和国開催の世界青少年会議に参加のため渡航、アズハル大学に政府官費留学生として滞在。1971年帰国。1975年、国際商科大学に奉職と同時に財団法人昭和経済研究所内にアラブ調査室を開設、室長としてアラブ政治情勢分析を関係各位に提供、中東季報の刊行を開始し、財団法人中東協力センターニュースに毎月アラブ政治情勢分析を25 年にわたり発表。情勢分析報告会を開催、情勢分析活動を展開。陸・海・空自衛隊幹部学校、警察大学校、関東管区警察学校、筑波大学大学院、拓殖大学大学院、千葉商科大学等で講義。アジア親善交流協会企画委員、エネルギー情勢調査会研究員、拓殖大学海外事情研究所客員教授、拓殖大学イスラーム研究所客員教授。2008 年、東京国際大学を定年退職。現在は財団法人昭和経済研究所アラブ調査室室長、東京国際大学名誉教授、田中塾塾長、扶桑塾塾長、アラブ戦略問題懇話会代表世話人。専門はアラブ政治情勢分析。主な著書に『イスラーム教を知る事典』、『イスラーム過激運動』(いずれも東京堂出版)ほか。

目次

序 イスラーム教理解のために―アッサラーム・アライコム(プロローグ;本書は専門書にあらず ほか)
1 アラブ人の思考と行動様式―ファジルの章(風土が生み出したアラビア民族の思考性;日本人と砂漠 ほか)
2 イスラーム教の降誕と預言者時代―ズフルの章(アラビア民族の登場;闘争のアラビア ほか)
3 多様化し拡散するイスラーム世界―アスリの章(歴史への登場;拡張、定着、そして分裂するアラブ・イスラーム世界 ほか)
4 雑学イスラーム教案内―マグリブの章(アッラーの支配する世界;イスラーム教徒の生活 ほか)
5 今日の中東世界とイスラーム教―アシャーアの章(イスラーム脅威論のはじまり―ウサマ・ビン・ラーデンの九・一一事件;「アラブの春」は民主化運動か ほか)

著者等紹介

渥美堅持[アツミケンジ]
1938年、北海道に生まれる。1964年、拓殖大学政経学部卒業。卒業後エジプト共和国開催の世界青少年会議に参加のため渡航、アズハル大学に政府官費留学生として滞在。1971年帰国。1975年、国際商科大学に奉職と同時に財団法人昭和経済研究所内にアラブ調査室を開設、室長としてアラブ政治情勢分析を関係各位に提供、中東季報の刊行を開始し、財団法人中東協力センターニュースに毎月アラブ政治情勢分析を25年にわたり発表。情勢分析報告会を開催、情勢分析活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

31
オビの「イスラームについて知るにはこの本を超えるものはない。」ダウト!イスラミックセンターのパンフの引用とかクルアーンの引用、細かなウンチクは間違いようがないんだけど、頭の悪い社会学者よろしく日本との対比を四季のある日本と砂漠のアラブという胡散臭いところでやらかしちゃってるとこが多すぎるのである意味ふしキリ同様著者の自説を主張してると思われる箇所は読んでも笑い飛ばすか見なかったことにしておかないと無意味な誤解で壮大な勘違いをしてしまうことになると思う。(続2015/09/27

かわうそ

30
★★☆☆☆ こんな本を元外務省の人が推薦していいのかなっていうのが最初にでてきた感想なわけだけど、この読みにくい文章は元々事典形式だったものを無理やり変えたのが原因か。この本からイスラームの知識を吸収するのは時代小説で歴史の知識つけようとしてるぐらい危険かな。まあ、完全に日本人のフィルターでイスラームを見てる感じ。面白いけどそれは雑学的な面白さであって学術的な本の面白さでは無いことは確か。こんな本より何年前かに読んだ紀伊國屋から出てる「イスラームから見た世界史」の方が100万倍面白かった。2021/10/03

kenitirokikuti

8
著者の渥美堅持は1938年北海道生まれ、1964年に拓殖大を卒業し、その後はエジプトのアズハル大学の官費留学生となる。1971年帰国。そういうわけで、帯には佐藤優が推薦文を寄せている▲原著は1999年刊行の『イスラーム教を知る事典』で、2015年に改題・加筆修正したもの。あとがきに、「国家意識は超宗教的意識」とある。2018/02/24

アニリン塩酸塩

5
話が飛び飛びで結論が見えづらい。同じことを重複して述べてまとまりに欠ける。作者の日本人観が偏見に満ちており、その偏見を繰り返し述べられるので面倒くさい。結論から書け。事実を述べよ。意見は別にまとめろ。あと循環論法もあったような。ソースはどこよ。って言いたくなる部分が多数。日本への偏見があるくらいだし、イスラームに対しても偏見(思い込み)のあるまなざしで観察しているのだろうな。そういった意味で文の内容をそのまま鵜呑みにするのは危険だろう。2015/08/21

田中峰和

3
四季の自然に恵まれた日本で多神教が生まれ、厳しい環境でセム族の一神教が生まれたのは定説となっている。ここでは砂漠の民を沙漠と解釈し、砂ではなく水が少ない厳しい条件を強調する。沙漠の民はオアシスの民から水や食料を略奪するしか生きる手段のないアラブにこそ生まれ得た宗教なのだ。イスラーム教はアラブの沙漠からし三日月地帯を経由して広がった。沙漠しかない国と農業の可能な国、アラブの春で民主化が可能だったのは後者、農業可能地であり、水の無い国には無理だった。同一宗教内でも格差は広がる。何度も読み返したい一冊だ。2015/08/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9789801
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。