出版社内容情報
通勤ライナーの顧客満足度を調査し、乗客が満足しさらには鉄道会社の収益を上げるための方法とは?
「ホームライナー」的性格の列車が格段に増えました。また、満席にならない特急列車・グリーン車を格安にすることによって、乗客が飛躍的に増やすなど、旅客の着席ニーズに応えてサービスを提供することによって収益がさらに確保できる例と、失敗してしまう例があります。経営分析の目から見た、適切な優等券の料金体系を導く公式を出すなど、著者独自の視点と研究で、通勤事情の向上と鉄道会社の収益拡大への提案を行います。
第1章 通勤ライナーとは
第2章 通勤輸送向け着席保証列車
第3章 着席保証のない通勤ライナー
第4章 鉄道会社の利益獲得モデル
第5章 通勤ライナーの採算性と着席価値・速達価値
第6章 グリーン車の通勤・通学利用
第7章 通勤ライナー・豪華列車が鉄道を活性化させる!
内容説明
なぜ「ホームライナー」等は、いつも満席なのか!?快適な通勤・通学空間の確保。空気輸送をなくし、収益向上。現状と問題点を分析し、さらなる大胆な方策を提案する。都市部の通勤事情だけでなく、地域の鉄道輸送改善にも繋げていく。
目次
第1章 通勤ライナーとは
第2章 通勤輸送向け着席保証列車
第3章 着席保証のない通勤ライナー
第4章 鉄道会社の利益獲得モデル
第5章 通勤ライナーの採算性と着席価値・速達価値
第6章 グリーン車の通勤・通学利用
第7章 通勤ライナー・豪華列車が鉄道を活性化させる!
著者等紹介
大塚良治[オオツカリョウジ]
1974年(昭和49)、埼玉県に生まれる。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程後期修了。博士(経営学)。広島国際大学大学院総合人間科学研究科医療経営学専攻専任講師等を経て、湘北短期大学総合ビジネス学科准教授。近畿日本鉄道(近鉄)内部・八王子線の存続問題に取り組む「特定非営利活動法人四日市の交通と街づくりを考える会」専務理事として、同線の費用対効果分析に基づく存続案の策定と、議会、市民および地元企業への説明を担当し、行政からの依頼に応じ意見提出を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。